井の中の蛙は居心地がいい
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おはようございます。
しっかりと雨が続いています。今年の梅雨はしっかりしている。
===ほぼ毎朝エッセー===
□□お客様訪問は自分の糧
「最近、お客様訪問を億劫がっている組織になっていないか」
昨日ふと思いました。
もちろん営業職はどんどん出ていってもらっています。ところが、それ以外の人たちの尻が重いのではないかと。
井の中の蛙、ということを認識した時代を思い出しました。だいぶ前の工場時代でのことです。一級品の収率など、現場でのプライオリティが優先されて、お客様の要望がないがしろになる傾向がありました。
品質的な要素を詰めるのはもちろん大切ですが、お客様の顔が見えないなかで業務を進めていると、別な理屈で物事が決まっていってしまうのです。そういう傾向が強まると必然的にモノは売れなくなります。
お客様訪問は苦しいこともあります。不確定な要素と現場で戦う必要があるからです。
お客様も真剣です。トラブル時にお客様の厳しい目つきの前で作業をして解決するまで帰れない。あるいは、仕様的にできていないことを理路整然とつめられ、そこに苦しい言い訳をする。それらの修羅場は人を育てるだけでなく、帰結的に製品も育てます。
もちろん、修羅場がいいわけではありません。でも、それをなんとなく避ているのではなく、向かって行って修羅場を「雨降って地固まる」というレベルにまで持っていく技術力や現場力は、尻込みしていては生まれないもの。
お客様に積極的に出ていく、その意識を高めて実施してください。
(今朝は社内向けのメッセージにて失礼しました)
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