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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

せっかく面接があるのに連絡も無く来ない人の気持ちが分からない

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おはようございます。

梅雨時期らしい曇り空です。朝晩は涼しいのが助かります。
夏至も過ぎてこれからは日が短くなる。まだ夏前なのに不思議です。

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===ほぼ毎朝エッセー===

一般的な就職活動からすればちょっと遅いわけですが、
学生さんたちへの就職面接が進んでいます。

昨年までは就活生と企業とをマッチングしてくれるサービスに頼っていました。
今年からは就活サイトにて公募後に会社説明会、というスタイルもとっています。

会社説明会では、次の順でイベントを実施しています。3時間ほどかかります。
1)代表取締役による会社説明と質疑応答
2)職場見学会と各グループでの仕事内容説明
3)先輩社員らとの座談会

社内をオープンに見せる会社は少ないようで、なかなか好評なようです。
また、先輩社員らとの座談会で会社の明るい雰囲気がよく伝わるようです。

おかげでスタートは遅れ気味だったのですが、多くの候補生に集まっていただいています。

説明する人たちの中で、一緒に働く仲間が出てくる。
座談会をした先輩社員たちは、その不思議な感覚を述べています。

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さて、せっかくいい感じで進んでいるのですが、変なこともおきます。

それは、どの段階でもある割合で、連絡なしに現れない人がいる、
ということなのです。これがどうにも不思議でたまりません。

本人にしたら、「行く気が無くなった」とか「別な内定をもらった」とか。
行かなくなる理由があると思うのです。それはもちろんあり得ます。
そういうことであれば無理に来ていただかなくてもいいのです。

ところが、電話一本、メール一本の連絡が無いのです。
会社側では面接をする人たちが時間と会議室を予約して待っているのです。
連絡をしないことがどれだけ相手に迷惑をかけるのか。

容易に想像できるはずなのですが…。

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「面接やその後に選んでお断りする手間が省けた」

企業側からしてみればこのような考え方もできるので簡単です。
ところが、せっかくの機会を大切にしていないという親心からか、
その人が可哀想に思えてしまって仕方ありません。

「もったいないことをしているということに早く気が付いたらいいのに…」

いいことにせよ、悪いことにせよ、人にしたことは、必ず巡り巡って自分に
返ってくるのが人生のようです。私はそれをかなり強く信じています。

直接的かつ短期的には返ってこないかも知れません。ところがどうやら、
数年というスパンで見てみると必ず自分に返ってきています。
だから学生さんの段階では気がつかないのかも知れません。

でも巡っているのです。

つまり、断りもなく現れないというような、ある意味、不誠実な行為は、
結果的には自分を貶める行為なのです。

ちょっとした行為の積み重ねが大きな違いを出してくる。
実に「もったいない」ことだと思うのです。

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