プロとアマの違い
おはようございます。
早朝外にでると道は濡れていて車のウィンドシールドにはうっすら雪が。
降ったのですね。冷え込みはそれほどではありません。
===ほぼ毎朝エッセー===
2月3日、アメリカから帰国した翌日、ビッグバンドの演奏会がありました。
自分が参加している社会人ビッグバンドでも参加できるようにしてくれました。
さいたま文化センターというところでのイベントです。
言い訳から先にさせてもらいましょう(^^;)
出張中の10日間は、楽器を触れず、時差ぼけの中、個人練習を夜中に小一時間。
それだけの準備で迎えたステージです。
気持ちの中では「練習不足感」と「負け意識」が蔓延していました。
でもそこは気合いでカバーすればいい。そんなことを思っていたのですね。
集中力の途切れというやつでしょうか。
三曲目のブレイクのところをブレイクしないという大ミスをしてしまって、
曲が崩壊、結構落ち込んだりしたのです。音楽は時間に音を刻む戻れないプロセス。
覆水盆に返らずでした。
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その後、「砂田ビッグバンド&ミツキータ」のプロ集団でのビッグバンド、
彼らのステージをじっくりと観ることができました。
告白すると、今までビッグバンドを聴きに行くという機会は殆どなく、
プロ集団での演奏を目の当たりにするのは初めてのことでした。
いや、さすがです。
全員の音の切れ味が気持ちいいのです。変拍子でもかっちり追従しているし、
それこそ難しいテクニックから綺麗なハーモニーから、キラキラしていました。
いわば音楽というフィールドの指と頭脳のアスリート集団とでも言うのでしょうか。
そこでふと気がついたのです。
プロとアマの違い。
自分がうまくできなかったときこそアンテナ感度が高まるようです。
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列記してみましょう。
「自分への言い訳」を排除している否か。
「甘え」を排除している否か。
「十分な時間をかけた事前準備」をしているか否か。
「一発勝負」をかけているか否か。
「やり直しが無い」ことを知っているか否か。
「周りを見回す余裕」があるか否か。
「周りと合わせる余裕」があるか否か。
「アドリブ」ができるか否か。
「ポケットにボールを沢山」持っているか否か。
あと、重要なのは「ミスをしても瞬間的にリカバー」できるか否か。(本当のようです)
そして、これって、そのまま、事業をやっている自分たち個人個人にも当てはまる。
自問自答の一覧なのではないかと、思ったのです。
仕事には瞬発力、アスリート的な能力が求められる瞬間があります。
その取り戻せない「瞬間」に向けて、上記の気持ちで普段から備えておく。
必要なときに高い最大出力が出せるように準備しておく。
それがプロ意識なのでしょう。「甘チュア」では何事もいけないです。
趣味においても、この「甘チュア」意識を排除していくことが課題なのでしょう。
気づきをいただきました。ありがとうございます。