「ルンバ使わなくなったから返す」と母に言わせた国産掃除機が勝った理由は20秒ルールにあった
おはようございます。
今朝も元気な青空と太陽。でも草むらからは秋の虫の音が。
秋が近寄ってきています。あ、そしていつものクモ君、まだご健在!アジサイも一輪だけ。
そしてバスが遅れたため渋谷での定点観測での太陽はヒカリエの後ろに。
==
先週の夏休みに富士山近くの山荘で両親と過ごしました。
久々に会った母からは、開口一番衝撃の言葉が。。
「ルンバ使わなくなったから返すわ」
もともと、実家のルンバは自分が機種選定をしたのですが両親が買ったものです。
返すも何もなかったのですが、驚きとともに聞きます。
「えっ?なんで?」
「だって、全然言うこと聞かないし時間かかるし、ドックに戻らないし。
新しい掃除機は短時間でビックリするくらいのゴミが取れるし」
そう。ルンバはリモコンが実家では電波障害なのかちゃんと効かないのです。
それとは別にも、ルンバを部屋に閉じ込めて何十分も掃除をするのと、
ほぼ同じ量のゴミが短時間で取れる掃除機があり、それがお気に入りだとのことです。
「特に880gと軽いのがいいのよ」
よく聞くと、それは、コードレス掃除機みたいです。
外付けの電池はめて使い、電池をつけての重量が880g。
ネットで調べると次の機種でした。
【マキタ 10.8V充電式クリーナー CL100DW】
そして充電池にはリチウム、モーターにはマキタの電動工具用のものを驕っている。
だから性能が高いようなのです。価格もAmazonで13,000円しなく出ていました。
納得できたので、代取用務員としては会社用に一つ購入しておきました。
ロボットで勝負するのか、基本性能で勝負するのか。比較レポートはお楽しみに。
==
ちなみに、母の言うことには思い当たることがありました。
先日社内で講義をしてもらった石田さんという方からお聞きした「20秒ルール」です。
「人は思い立ってから20秒以内に開始できないことは嫌がる、続けづらい」と。
考えてみると、ルンバに戦いを挑んできた国産のスマーボやココロボたち。
ことごとくイメージ悪かったのは、この20秒ルールを無視したからではないでしょうか。
日本製お掃除ロボットたちがスタート前にごちゃごちゃ話して時間を無駄に食います。
ルンバはスイッチ一つであっさり動きます。
日々使うものはスイッチを押したらすぐに動く。このことは大切なようです。
「20秒ルール」を境に使いやすい、使いづらいというものがあるみたいなのです。
このマキタの掃除機は、まさに20秒あれば掃除作業が開始できるわけですね。
コードレスであるところがポイントだと思います。
母にとってみたら、ルンバを部屋に担ぎこんで、床を引っかからないようにキレイにして。
このような余計な作業が必要なのに対して、マキタの掃除機だと簡便にスタートできる。
性能が同じなのであれば、「こちらの方が使いやすい」という評価になったようです。
==
人の振り見て我が振り直せ。言われてみれば、反省しきりでもあります。
確かにCACHATTOも「社内メールをチェックしたい」と、20秒程度で作業できるもの。
だから愛用してくれる人たちも多いのです。一方、何かの理由でこのしきい値を超えると、
極端に使い勝手が悪く感じるものです。それは電波状況のせいかも知れません。
でも使う側にとっては、原因が何であれ同じです。
また、従来のノートPCを開いて電波を接続して、認証トークンを使ってVPNでつないで。
こういったことは明らかに苦痛です。だから外部から利用されなくなっていったのです。
作業をじっくりするというケースでない限り立ち上げすらしなくなります。
自分が3年ほど前に買ったLet's Noteを手放せないのは、素晴らしく安定したレジュームと、
内蔵WiMAXアンテナのおかげで20~30秒程度で作業に入れるからなのです。
つながりづらい。立ち上げが遅い。反応が悪い。使い勝手が直感的でない。
こういった小さな声には、アンテナ感度高く聞いて改善していく必要があります。
改めてこの部分に意識を集中していくことを決意したのです。