才能があるからやるのではなくて『やってみている』こと自体が大切なんだよな
おはようございます。
雨の師走スタートです。
そう。
12月といえばクリスマス。エントランスボードもクリスマスらしくしてくれました。
このボード、毎月更新してくれています。月の初日は、朝一番で見に行きます。楽しみです。
ん、この長靴から顔を出しているのは何?
過去の絵はこちら>>
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このボードを見た人の感想でよく聞くことがあります。
「絵の才能があるってうらやましいなぁ」と。
でも、思うのです。
「それは才能があるからやるのではなくて、 『やってみている』こと自体が大切なんだよな」と。
やらずにいて、自然とうまくなることはありません。
食わず嫌いとは良くいいますが、何でも自分で体験してみるのがいいです。
せっかく生きているのだから。
やってみる、そして続けてみる。次第に才能が磨かれてきます。
続けていれば、目には見えないけど、裏で何かが変わり続けていきます。
このボードの絵もそうでした。
この夏、4階をリニューアルしたときです。アイストッパーを黒板にしたのです。
そこに毎月新しい絵が更新されたとしたら楽しそう。
もちろん、失敗したらどうしよう。評判が悪かったらどうしよう。心配事はいくらでも考えられました。
「でも、きっとこれ、自分たちの欲しいウェルカム感が出せるよ」
そういう直観を優先したのです。
そんな遊び心からスタートしたのです。そして続けてくれています。
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CACHATTOの公式ブログも担当者が毎営業日の更新を始めてくれてから昨日で半年経ちました。
今のところ、劇的にアクセス数が増えているとか、そういう具体的な現象はまだおきていません。
ただ、裏では何かが着実に変わってきているのです。
これも、毎日やることの意義を議論するだけではなく、まずは「やってみる」のです。
そして、それが自分たちの未来を創出しているのだと信じるのです。
実際、3年スパンでは必ず成果が出ていきます。
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昨年第一回目として実施したCACHATTOユーザー会も同じです。
今年も実施しました。やってみると必然的に失敗も多数あります。
それでも、反省をして次につなげて、よりいいものにしていくのです。
理由は簡単です。ユーザーに愛してもらう製品へと進化しつづけたいから、
お客様と直接お会いしたいから、です。
お客様に感謝の意を表現するために、社員によるバンド演奏なんてものも試みました。
うまくいかなかったら恥をかく。そんな心配もありますが、まずは「やってみる」。
すると、例えば、大阪でのユーザー会に来てくれた「誠ブログ」の波多野さんがブログで、
『これは世界に通用するサービスだ!CACHATTOのファイルサーバー連携機能』という、
ありがたい記事を書いてくれました。
このような会に参加すると、モチベーションが上がってくるのを感じます。年末も近いながら、ソフトウェア企業として、気持ちを新たに頑張ろうと思えたひと時でした。
このようなありがたいコメントまで記載してくれています。
「やってみて良かった。」と勇気づけられます。
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「どうしてこんなルールがあるのだろう。」
「なんでこうさせるのだろう。」
大企業にいたとき、様々な解せないことを目の当たりにするたびに思いました。
納得できないことも多い。そのことを嫌がってグズグズと文句を言っていました。
でも、思ったのですね。
「会社に納得ができない仕組みがあることを悩むのではなく、
その仕組みがどうして出来上がっていったのかを理解する方がいい。」と。
「ゼロからスタートして、自分が納得できる形でずっと会社を成長させる。
その変化をしっかりと体験すれば、なんでそうなったかが分かるはずだ。」と。
37歳になってからのスピンオフ。
実際にやってみると、とんでもなく難しいです。
事業をゼロから興すという難しさ。
それを乗り越えて、今度は事業を回すという難しさ。
キャッシュフローの怖さ。
人数が増えてくれば必然的にやり方を変えていく。その力を合わせる難しさ。
失敗もあれば、思い通りにいかないことも多数ある。
その対処を自分たちで考える。納得しながら変えていくしかないのです。
それでも、それを乗り越えれば別な局面が見えてききます。
「そういうことだったのか!」と納得ができるのです。
それ自体が体験したいわけです。文句は言ってられません。
自分が会社を興した理由は、このようなわがままな思いからスタートしたのだと思います。
そろそろ12年経とうとしています。皆に心配をかけながら、様々な体験ができています。
この与えられた境遇に感謝する日々です。