モチベーションが高められないときの脱出方法、個人編・組織編
おはようございます。
今一つすっきりしないお天気ですね。でも今日は29度まであがるとか!?
今朝はモチベーションを高める工夫について
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■モチベーションは高める大切さ
人はモチベーションを高く維持し続けられるものではありません。とかく低いところに流れるし、やる気の出ないときもあります。でも、その時に本当に止まってしまってはいけないと思うのです。止まった分だけ物事が実現される時期が遠のきますから。
だから個人でも組織でもモチベーションを高めるというのはとても大切なことだと考えています。
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■個人での高め方
仕事の始めは、朝一にやることを決めてかかります。
毎日、闇雲でもいいので、とにかく何かでスタートする習慣をつけるといいです。何らかの定型業務をパターン化するのです。あまり考えずにスタートできる単純なことでいいです。その昔、勉強を始めるときに、算数のドリルや漢字の書き取りなど、ウォーミングアップみたいなことから始めたのと同じですね。
自分の場合は、早朝の電車の中で書き始める、社内向けの【朝メール】と、このブログを朝9時前までになんとか仕上げることが習慣になっています。そして、このブログを書くという行為から再認識できたことがあります。それはその作業の数値化の大切さです。社内向けメールは数値化が若干難しかったのですが、ブログのいいところはグラフで日々の努力が見えるというところでしょうか。
2009年9月10日から始めた当ブログの、ページビュー数をプロットしたグラフを見てみましょう。毎週どれくらい読んでいただいているかというものです。たまのピークがあるものの、明らかにベースラインが増えているということがわかりますよね。87週間の努力が報われるとでもいうのでしょうか。(自分で実験しています)
- 毎日やることを習慣化する
- 数値化する、グラフ化する (Google Analyticsを使っています)
- フィードバックを元に工夫を考える
- 翌日工夫したことで作業を繰り返す
ここから学べたことは、数値化・グラフ化の重要性です。やっていることは単純ですから。面白いもので、ブログのタイトルと内容で、どれくらいの反応をいただけるのか、なんとなくわかるような気がしてくるものです。それが、セミナーや展示会のタイトルを考える助けになります。
自分の前日の作業を数値化・グラフ化するのを朝一の作業にしてもいいかも知れません。
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■組織での高め方(1) 低モチベーションを起さないようケアする
組織全体で継続して努力ができるってどうでしょう。
きっとすばらしいことですよね。ところが、チーム一体となって努力する状態に持っていくのは、実に困難です。誰をきっかけに始まる低モチベーションは組織に容易に伝播するからです。「自分だけがやる気出ない」と思っていることは、本人が思っているよりも強烈に急速に周りを腐らせているのです。
自分から発信した低モチベーションサインが、巡り巡って自分のモチベーションを下げるような形で返ってくることはざらです。逆に、人のモチベーションが高まるようにと明るく声掛けすることは、実は自分のモチベーションが高まるための行為だったりします。だから、周りをよく観察して、危ないなと思ったら声掛けをするといいのです。
もちろん、自らのモチベーションの高め方を知っている人の割合を増やすことは大切です。新メンバーにはそういった能力を高く求めているのです。また、個人個人の話を聞いたり、仕事を注目したり、日々のケアに手抜きはできません。経営は皿回し。ある経営者が言っていたそうです。皿回しのように、あちらこちらを修正しながら運用しているのが実感でしょう。
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■組織での高め方(2) 象徴的イベントをもつ
今回、「スマートフォン&モバイルEXPO」に出展していて学べていることがあります。
昨年の今頃には「情報セキュリティEXPO」というところに出展していました。始めての展示会単独出展だったこともあり、ちょっと空振り気味に終わりました。今回は、その反省から、事前準備をマニュアル化しながら進めてもらっていました。
シンプルなメッセージや定期的にプレゼンテーションを実施するスタイルが効いたのでしょう。
ひとコマのブースで出展したCACHATTOには、想定よりもお客様来訪者が多いです。プレゼンテーションが始まると通路がふさがってしまうほどです。準備していたカタログは3倍に追加したにも関わらず、3日目にギリギリ間に合うかというレベルしか残っていません。
一年前とは明らかに何かが違っています。そして、1年間に渡った、代理店さんなどでのPR努力やホームページでの情報発信、継続的プレスリリースの実施などが報われ、お客様からの知名度が上がっていることが実感されます。
そう。組織のモチベーションが高まるためには、「自分たちは社会に貢献できている」とか、「サービスのプレゼンスが上がっている」というような、象徴的な出来事も必要なようです。このEXPOでの手応えの差自体が、そのまま、組織のモチベーションアップにつながるのです。
よく、社名を書いたような企業広告を見かけますよね。一瞬、社外への広告宣伝かと思われますが、実のところ、その目的は社内の構成メンバーたちに見せてるのが実態だったりします。展示会への出展にはそういった効果もありました。発見の多い日々です。
昨年の展示会↓↓
今年の展示会↓↓