はい、英語会議、うちでは毎日フツーにやっていますが何か?
おはようございます。
曇り空の朝が続きます。そのぶん、涼しい気がします。
今朝は開発陣で英語が会議に使われている現象について。
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"Can you hear me!?" (聞こえる~?)
"Yes, can you hear me?" (はい、そちらも聞こえますか~?)
POLYCOMスピーカーフォンでSkype越し。毎日2時頃になると会議スペースからこの会話が聞こえてきます。
インドにいるクマールさんとのやりとりです。娘さんができ、第二子ももう少しで生まれる。ご両親もいいお年です。長男のクマール、家族とはなるべく長く一緒にいてもらうほうがいいだろうと、この春から長期出張という扱いで、インドの地元に駐在してもらっています。
それなので、こちらにいる開発者達との間での情報シェアはこのスタイルです。開発進捗確認会議が毎日あります。あるいは、仕様決めの開発会議や、各種問題点などをトレースする会議も英語です。
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日本語が混じることもあります。特段気にすることなく、会議はそのまま部分的に日本語になったりします。チームでの情報シェアはそれでしっかりとできているようです。
声の品質はSkypeでバッチリ。さらにVNCで、同一画面を日印でシェアしています。英語でハキハキと話しながら、同一画面を見ながら会議をするというスタイルがすっかりと定着しているのです。あまりにもフツーの光景。ふと、我に返ります。
「すごいチームだなぁ。かっこいい組織だなぁ。」
そんなことを思ってしまうのでした。社長がそんなことを言っていてはいけないのでしょうかね(笑)?
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「英語を公用語にする!」
そんなかけ声をあげることもありませんでした。現場で自然に必要に迫られて、必要なコミュニケーション手段を構築していっているのです。SkypeにしたってVNCにしたって、これがなければ、会議どころではありません。コミュニケーションは、その取り巻く環境によっても、効率が大きく左右されるものだからです。
12月と4月から参加した新卒メンバーたちは英語にもコンピュータにもアレルギーが無く、ごくフツーに気負うことなく会議で主導権を握っています。優秀ですね。この1年、自分が開発会議に参加することも殆ど無くなりました。
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英語は論理性の高い言語であり、日本語で話し合うよりは技術会議では誤解も少ないように感じられます。そう、言語はコミュニケーションのツールの一つ。より的確なものを的確な場所で用いればいいわけです。
たまに漏れ聞こえてくる会話、「if ○○○, then ●●●」。
「それってプログラムそのものじゃないか!」などと、昔、少しかじったBASIC時代を思い出し、ニヤリとしたりもしています。
外資企業ではないのですよ。ベンチャー企業において、今やフツーに発生している現象でした。