XperiaだiPhoneだもいいけど、日本の携帯電話の進化もチェックしておかねば、ですね。衝撃のセパレート型携帯F-04Bレポート(1):離していないとSuicaが使えない!?
今や自分のインターネットアクセス環境は贅沢なものになっています。会社は無論のこと、自宅ではフレッツの光ファイバーと無線LANです。ノートPCやらDS、Wii、ハードディスクがぶら下がっている上、テレビまで地デジアンテナ無しで光ファイバー経由で見ています。
モバイルでは、iPhone(ソフトバンク)や、UQ-WiMax(KDDI系)経由、あるいは柔軟にPocket WiFi(イーモバイル)でLet's Noteを利用しています。ところが、未だにdocomoの携帯電話も使っています。仕事柄、各キャリアさんとのお付き合いすることを重視しているということでは特段なく、いろいろと研究しなければと環境を変化させていたらこのようなことになってしまったのです(汗)。
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実のところ、docomo端末の利用頻度はまだ高いです。いつも使うのが万歩計とモバイルSuica、そして気楽に家族などとの携帯メール、CACHATTOの通知メールなどです。QRコードリーダーやMACのクーポンアプリとして、生活に密着した部分で、まだ重宝しています。
ちょっと疲れている会社帰りに、チクチクと片手キー操作をしながら短文メールで返信する。こんなずぼらな使い方も、10キーの不自由携帯だから許されている面もありますよね。だから「従来型の日本携帯」も持ち歩いています。たまに電話もかかってきますしね。
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そのようなわけで今回は「従来型の日本携帯」を、F-09AからF-03BF-04Bに機種変更しました。F-03BF-04Bは世界初のセパレートタイプです。4月末には専用のプロジェクターも発売されるとのことで、携帯電話での画面デモンストレーションが多い自分としては、新しい使い方ができるのではないかとも期待しています。
富士通製が続いたのは偶然です。タッチインターフェースを何とかi-mode環境でも実現しようと努力しているシャープや富士通の端末に必然的に興味が向いています。今回もQWERTYキーボードだけのSH-03Bにもだいぶできが良さそうで触手が伸びたのですが、以前、数字キーすら無いQWERTYキーボードだけのSH-04Aで、電話すらかけるのに苦労した身としては、少しトラウマが残っていたのでしょう。今回はQWERTYと10キーを両方実装したF-03AF-04Bに軍配が上がりました。
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機種交換の手続きの最中に端末の傷を確認しているところで、ふと、疑問がわきます。この携帯電話、Felicaマークの場所がディスプレイユニットの下部にあるのです。ちょっと事前研究が足りなかったかと焦ります。そして、電源を入れて衝撃のメッセージが。おさいふ携帯を使うときにはディスプレイユニットとキーボードユニットを「分離して使ってください」と。一瞬、その不便さが頭をよぎります。毎度毎度はずして使うのです。
ここで取り乱してはいけません。少し冷静になって考えてみます。まず、JRや地下鉄の改札で使われているICカードリーダーは高出力なので、多分そのまま使えると推測し、OKとしました。そして、次に、「もしかしてこの端末は、ディスプレイユニットだけで使うように設計されているのではないか」との声が心の中から聞こえてきます。そうだとするとかなりの意欲作でなければなりません。
ところで、JRや地下鉄では、実際にキーボード付きでそのまま使ってみても、問題なく認識されることが確認できました。ところがやはり、室内型の、短距離接触型の低出力リーダーではダメです。外さないと使えないということもわかりました。
それなので、ディスプレイユニットだけで持ち歩いて使うようにしてみます。すると、意外や意外、使いやすい予感をさせてくれています。タッチ感もだいぶ改善されています。
以下次号・・・ 『えっ、キーボードはバッテリーパック代わり!? 衝撃のセパレート型携帯F-04Bレポート(2): 富士通のすごい割り切り』
※20100409 08:25 衝撃の間違いをTwitterにてご指摘いただきました。F-03BではなくF-04B。。タイトルを含めて修正いたしました。ご指摘ありがとうございます。 http://twitter.com/yos_jp/status/11848705987
※20100409 08:25 以下次号へのリンク張りました。