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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

WiMAXの有効活用が「竜馬伝(5)」を観ることにあったとは!

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★ちょっと発見して得した気分です。

通勤時間を有効活用したいというのは誰もの願いだと思います。そしてついに昨晩、先週日曜日に見逃した「竜馬伝(5)」を電車の中で鑑賞することができました。UQ-WiMAXが途切れる横須賀線の魔のスポット、西大井駅でストリーミングが途切れた以外、品川から東戸塚手前のトンネル手前まで、ほぼストレスなく「竜馬伝」が30分間「鑑賞」できました。残った15分は家に帰ってからです。

家でテレビを観ることがすっかり生活習慣から離れてしまっています。それでもあまり不便がないことにも驚きますが、やはり、良質なコンテンツは何とかしてしっかりと観たいものです。また、実際に家で生テレビの前にいたとしても、お酒をいただきながらこまごまとTwitterで流れていくTL(タイムライン)を眺めながらいたりすると、意外にも殆ど内容を把握していないということもあります。観るときには観る、を実現したいです。

NHKオンデマンドの、見逃した番組を1週間以内に観ることができるサービスが945円になったことは、ちょうどこのニーズにはまりました。ただし、正直なところ、電車の中でパソコンを取り出して眺めるのは、いかんせん邪魔ではあります。是非ともマルチ端末対応をしてもらって、iPhoneや携帯電話でも観られるようにしてもらいたいですね。いや、対応をしたら、ビジネスパーソンのニーズにしっかりと合致するのではないでしょうか。

ついにやってきたかも知れません。ビジネスパーソン向けビデオオンデマンドの環境、ブレイクするのに必要なことは次の3つでしょう。

(1) マルチ端末対応をする
 →特にiPhone。近い将来iPad。マスを取りたいのであれば携帯。

(2) リアルタイム性を高める
 →ビジネスパーソンのニーズはニュース番組にあり。理想は5分遅れ。現実的には1時間遅れ。

(3) 民法がコンテンツを流す
 →特にテレビ東京のカンブリア宮殿などの人気ビジネスコンテンツ。例えば月額300円で見逃したカンブリア宮殿が1カ月観られるなどというのは、ちょうどツボにはまると思うのですがどうでしょう。

著作権的にしっかりと管理されたコンテンツを、TPOに応じて最適な端末で観るのです。電車の中であればiPhoneか携帯でストリーミングしで。家でじっくり見たい時にはパソコンをHDMIでテレビにつないで。あるいは自分だけでしっかり観たいときにはパソコン画面フルサイズにヘッドフォンで。新幹線の中だろうと、海外の飛行場だろうと、空いた15分が有効活用できるのです。

いわゆるテレビ番組のクラウド化です。YouTubeやニコニコ動画のような著作権的に怪しい環境ではなく、良質なコンテンツを正式な権利で鑑賞できるというのが、良識ある社会人としては実施したいことです。自分の中では、WiMAXとタフネス電池のノートPCの組み合わせで、一挙にビデオオンデマンドが価値を高めてきています。

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