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学生や社会人教育の中で見えてくる、ふと気になったことをつづっていきます。

PCは使えなくても、スマホのアプリは詳しい学生たち

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学生のPCリテラシーが低いというテーマは、かなり皆様から興味をもっていただいたようです。

スマホでレポート作成 - 「あると思います!」は、」

ITエンタープライズチャンネルにも転載していただきました。

さてこの記事の中で私は

学生がスマホで使い慣れたアプリしか使っておらず、パソコンで出来ることをスマホで出来ないという趣旨の発言をしました。(もそももパソコンでその機能を知らないことも原因なのですが・・・)

しかし、これは一部撤回をしなくてはなりません。

つまり使う必要がない機能を使えないだけであって、使う必要がある機能は、便利なアプリを調べて使っているということです。

たとえば、フリック入力が早いというのは、もちろん使い慣れているせいもあるのですが、彼らはより早く入力する(どちらかというと楽しく入力する)ために、文字入力を支援するアプリを入れています。(トレンドの芸人さんがCMしているシイタケマークのアプリです。)このアプリについて私は、「キーボードの背景が変わって見にくくなるだけ」などと侮っていたのですが、機能はかなり高く、フリック入力のフリックの方向がわからなくなる人のための、キーボード表示もあります。

ほかにも学生は、SNSに投稿するのに欠かせない、画像を簡単、おしゃれに編集するアプリも当然入れています。

つまり必要な機能については、SNSから調べたり、情報発信したりで自分のものにしているのです。

彼らにとって、PC作業で使っている機能は現在必要に迫られない機能であり、無理して覚えたり、調べたりする必要がないのです。

おそらく情報検索に関して学生は私たちより能力が高いといえます。

会社に入って、最初はPCが使えないと嘆かれるのでしょうが、必要に迫られた時、彼らはこの情報検索能力を駆使して、PCを使いこなすのではないでしょうか。(希望的観測)

そして、しばらくした時、PCで仕事をしている私たちの背中越しに
「あ、まだそんなやり方してるんですか、ここはこうやると便利ですよ」なんて言われてしまうかもしれません。

我々こそ、旧来のやり方でしかPCを使いこなせず、笑われてしまいそうです。

「新人を嘆くより、まず新しい機能を学べ」なのかもしれません。

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