トークン化預金は利用者にとって何が新しいのだろう?
»
先日見かけたニュース。
ゆうちょ銀行、「トークン化預金」の導入を検討 2026年度中めどに取り扱い開始か
利用者の新しいメリットが記事を読んでもわからないし、ゆうちょ銀行の発表を読んでもわかりません。
ゆうちょ銀行におけるトークン化預金の取扱に向けた検討について
わかったのは、「株式会社ディーカレットDCPが提供するプラットフォームを利用」するということだけ。
そこで、株式会社ディーカレットDCPを見てみます。どうやら同社のAmic Signと言う仕組みを使っているようですが、Webは観念的で利用者の新たなメリットはわかりません。非常に悩みながら、行き着いたのが、DCJPYホワイトペーパー。ただし、入手方法もなかなかわからず、お問い合わせからダウンロードできることにやっと気づきました。
しかし、56ページのホワイトペーパーを読んでもわかりませんでした。想定する応用例がいくつか書かれていますが、一般の利用者にとって、今の現金、電子マネー、クレジットカード等と比較して、何が良いのかわかりませんでした(同じことができるようにしか見えません)。利用者の立場から変化が見えなくとも、運用でコストダウンになるとか何かしら間接的なメリットがあれば良いですが、それもわからず。
と言うことで、今のところは、僕の「ブロックチェインを使いたいから作ったかもしれないサービス」のリスト(?)に一つ加わった段階です。僕の理解不足の可能性も大きいですから、「かもしれない」です。
SpecialPR