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今年もe-Taxにイライラする時期になりました

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今年のe-Taxの話題は、マイナンバーカードがなくとも申告できる、ID・パスワード方式でしょう。昨年末にそれを知りましたが、僕は該当しないようだったので、諦めました。でも、今はそのような条件が見当たらないので、勘違いだったのかも。それはともかく、国税庁は同方式は暫定と言っていますが、さっさと諦めて正式にすればいいのに。

これとは別に、セキュリティ強化として、今までは不要だったメッセージの確認ですら、マイナンバーカード等の電子証明書が必要に変わりました。気づいたのは、今年の初めに国税庁からのメールが届いた時。今までと変わらず、そのメールにはメッセージがある、としか書かれていないので、e-Taxのページにメッセージを見に行き、マイナンバーカードでの認証を言われ、びっくり。カードリーダーを接続したり、たくさんある暗証番号を確認したりしながら、やっと見れたメッセージは、単に確定申告の受付期間の案内。メールに添付ファイルがついてきて、それには本文に書けば十分な内容だった時の怒りを遥かに超える仕打ちです。一般公開している内容に、なぜここまでのセキュリティをかけるのか? 情報リテラシーが低い人が設計したとしか思えない仕様です。

さらに、マイナンバーでログインしているのに、確定申告書の作成でなぜ源泉徴収票の入力が必要なのでしょうか。これでは、マイナンバーの存在意義がなく、どこかシステム設計が間違っていると思います。

e-Taxの確定申告書作成自体は、決して使い良い仕様ではありませんが、年々じわじわと改善されています。僕も10年以上使って慣れたのもあるでしょう。

とても残念だったのは、わざわざ仮想環境のWindows 10で提出し終わった後に、
e-Taxの推奨環境に「Mac OS 10.14 (Safari 12.0)」を追加しました。(平成31年3月1日)
の発表を見たこと。確定申告期間は2月18日からなのだから、もう少し早くしてほしかったです...

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