【ちょっとわかっちゃった】頭のいい人の仕事の進め方
以前このブログでも書かせていただいたのですが、最近新しいジャズバンドに加入いたしました。デューク・エリントンの音楽しか演奏しないバンドです。
ビッグバンド界のもうひとつの雄、カウント・ベイシーと違い、なかなか楽譜が出回っていないこともあり、珍しいバンドであることは間違いありません。
大学で言うと、京都大学のジャズ研には、やはりエリントン専門のビッグバンドがあり、コンテストでも毎回異彩を放っているのですが、実は今回のバンド、こちらのOBOGのみなさんが母体となっているのです。
つまり、京都大学出身の方が非常に多い!
まぁ、この歳にもなりますと、いわゆる「秀才」の人たちへのコンプレックスもほとんどなくなりますし(諦めたというかw)、京大出身者といえど「普通の人である」ということもわかり、バンド活動においては普通にお付き合いさせていただいているのですが、やはり「あ、やっぱ頭いいなー。」と思うことがちょいちょい発生します。
そのうちのひとつを書かせていただきますね。
例えばこんな部分です。社会人でビッグバンド(通常15~20人の所帯)ともなりますと、スケジュール調整が非常に困難です。普通ならどうするでしょうか?
今はいろいろ便利なネットツールがありますよね。各々都合の良し悪しをチェックしていって、最大公約数の日程を弾き出すものとか。
でも、全員にアカウントを作ってもらうのも手間だし、そもそもそういうのを使うこと自体に温度差があったりします。このバンドでも、全員がFacebookアカウントを持っているわけではなく、情報共有のグループは作ったのですが利用者は数人です。
そこでバンドマスターはどうするか?です。
答えは、ものすごく単純な話ですが、とにかく話をどんどん先に決めて行ってしまう、のです。
練習日も、ライブの日程も、なんとなく仮決めして、みんなに手帳に書かせてしまうのです。そうすることで、ごちゃごちゃ調整を取らなくても、先の予定の方からみんなが逆に調整していくというわけですね。
これ普段からやってたら、どれだけ楽になるか。
飲み会やイベントの調整、仕事の目標などなど、ちょっと予定の立っていないくらい先の白紙の日に、まずポン!と置いてしまう。そこからスタートするんですね。
よく考えてみれば当然の話しで、結果を先に設定してしまうわけですから、目標もはっきりして達成率も上がるわけです。
初のライブも決まりました。5/25(土)に岩本町の会場を押さえちゃったそうでw。
というわけで、悲しいオチになりますが、高校生の頃にこれに気づいていれば、もしかしてわたくしも京都大学に受かったのかなぁ、、、と妄想するおじさんなのでした。(TOT)
>>東京エリントン楽団(仮)フェイスブックページ(←なのにバンド名はまだ決まってなかったりしますw)
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