Kindleストアで最初に買った本
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とうとう、日本の「Kindleストア」が始まりましたね。私も昨日朝イチで覗いてみました。
で、「何を買おう」と思った時に、ふと思い出したのが前日のオルタナブロガーの会合で、大木豊成さんと、その本について交わした会話(売れ行き好調とのお話し)。さらにそれを後押ししたのが、種田元樹さんのブログポスト。というわけで、キンドルストア日本版で最初に購入したのは、永井孝尚さん著の「100円のコーラを1000円で売る方法2」でした。
Kindleストアは値段が安い
早速、Google PlayからKindleアプリをダウンロードして、Kindleストアへ。普段Amazonで書籍を購入している方であれば、手順に迷うことなくスムーズに使えそう。
紙の書籍と比較すると、やはり値段は安いですね。
上記の通り、単行本が1,470円、Kindle版は1,048円。422円も安い!
他のストアとも比較してみました。(対象ストアは、ITmedia ebook USER記事「表で分かる電子書店――しかし真に見るべきは『サービス』」を参考に選択)
BookLive! → 1,100円
Reader Store → 1,100円
Honto → 1,100円
楽天kobo → 同書籍のシリーズ1冊目(100円のコーラを1000円で売る方法)は売っているが、2は売っていない。ちなみに、シリーズ一冊目は1,048円。
ということで、現時点で(この本に限って言えば)、Amazonが一番安いという結果でした。今後は、値段によってストアを使い分けるなんてこともあるかもしれませんね。
そして、ダウンロードした「100円のコーラを1000円で売る方法2」は、昨晩、一気に読んでしまいましたので、少し感想を。
自社商品またはサービスの差別化や企画力アップに悩む女性にはおススメ
もちろん、男性にもお勧めなのですが、主人公とそのライバルが女性なので、「あーあるある」、「私もこう思うわー」と感情移入しやすいと思います。また、本の中では、色々ヒントを与えてくれる同僚や上司もキーになっています。特に、今回は、「弱者または強者の立場でどう差別化するか」、「本当の”企画力”とは何か」といったところもテーマになっているので、そのあたりに悩んでいる女性や、「そういったときに、パッとヒントを与えてくれる人が周りにいない~」と悩んでいる方には、お勧めです。
「100円のコーラを1000円で売る方法2」 一気に読むと?
一作目を読んだ時も思いましたが、ストーリーもわかりやすいので、一気に読めてしまうのです。でも、本当はもうちょっとゆっくり読んだ方が、勉強にはなるのかなと。または、(1)気になったところにハイライトをしておいて、あとから読めるようにしておく、または(2)参考書籍への入り口として割り切る。(1)に関しては、電子書籍だとさらにこの作業はしやすいですよね。(2)に関しては次に。
参考書籍への入口
巻末に、「本書のもととなったマーケティング理論」と、関連書籍がたくさん紹介されていますので、これらの書籍の入口として、本書を活用するのも一手だと思います。実際に、私も、この中の二冊の関連書籍が気になりました。一冊目は、「なぜ、社員10人でもわかり合えないのか 鏡で世界一!コミーに学ぶ少人数マネジメント」(日経トップリーダー編、日経BP社、2011年)。なんといっても、弊社の日本法人は14人なので、ぴったりかなと。こちらの書籍は、ソニーのReader Storeで早速購入しました。というのも、今回、「Kindleストアで購入→タブレットで読」んでみて分かったのですが、なんだか不必要に画面が明るくなってしまうので目が疲れる(または、そのような気がする)のです。このため、こちらの書籍は、「Reader Storeで購入→SONY Readerで読む」ことにしました。
二冊目は、「バリュープロポジション戦略50の作法」(永井孝尚、オルタナティブ出版、2011年)。こちらは、Reader StoreとKindleストアを探しましたが、電子版は扱っていないよう。永井さんが、このようにブログを書いていらっしゃったので、「そのうちでるのかな?」とちょっと期待しています。
*上記は、2012年10月26日時点の情報です。
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