Podcastで広くゆるく繋がる
去年末、このブログで「英語力・中国語力を鍛える、おすすめポッドキャスト3選」について書きましたが、今年は思いがけずポッドキャストの世界にどっぷりと浸る一年となりました。
きっかけは「ドングリFM」コミュニティ
「ドングリFM」は、narumiさんとなつめぐさんという二人の男性が、コンビニご飯や漫画、ネット界隈について、ゆるく話すポッドキャストで、2015年から続いています。この番組のファンが集まった会員制のリスナーコミュニティが「裏ドングリFM」。私も昨年秋にこのコミュニティに入りました。
公式ページには、「このコミュニティは僕たちパーソナリティとリスナーさんの、そしてリスナーさん同士の交流の場所として立ち上げてみました。同じ趣味を持った人たちが集まる溜まり場、部室...のような場所です」とあります。会員は、収録にYouTubeで立ち会えますし、Slackなどでの交流も盛んです。「盛んです」とさらっと書きましたが、これがかなり活発で、チャネルも40以上ありますし、「パーソナリティー⇄リスナー」の交流よりも、むしろリスナー同士の交流が自走しています。例えば、この夏には、「みんなで自由研究」というチャネルが立ち上がりました。Kazuさんというリスナーの方が、せっかく夏休みなので大人の自由研究として、「これを気に普段やりたかったけどやれなかったことをやりませんか！」と呼びかけたのが始まりです。「ギターを弾けるようになる」、「積読を解消するために、ほぼ毎日読書感想文をあげる」、「旅行のしおりをInDesignで作る」など、様々な研究課題が集まりました。夏休み期間中は、毎週金曜日にZoomで気軽に参加できる会合を設定して、進捗を報告しあい、お互いに褒めあって（大事）、モチベーションを保ちました。この会も、リスナーのお二人が全く関係ないところで、『部室』の一活動のような感じで、進みました。
思いがけない豪華プレゼントが当たった！
こういった交流に加えて、「裏ドン通信」というメルマガが月に一回やってきます。「ドングリFM界隈と裏ドングリで起こった1ヶ月の出来事をまとめてお届けするマガジン」として、これもコミュニティ内の有志が始めたもので、今年の5月に始まりもうすでに8回発行されています。コミュニティのSlackで盛り上がった話題を紹介する「裏ドンつまみぐい」や、ドングリFMのエピソード内で紹介されたお便りのその後を調査する「お便りその後を追う！」など、毎回読みきれないぐらい内容が盛りだくさんです。私も、「香港読めるかな？」というコーナーを担当しており、香港の街に溢れる言葉を紹介しています。
そして、この裏ドン通信には、毎回豪華プレゼントが用意されています。例えば、前回は、「MCに好きなセリフを言ってもらえる権」でした。私も、「ドングリFMで紹介された漫画や小説、最初の1巻ずつを11冊詰め合わせた本のセット」があたりまして、特に海外に住んでいるものとしてはこの上ない幸せでした。
MCおすすめの日本の漫画＆本がいっぱい！狂喜！
詰め合わせ内容はこちら
- スラムダンク
- チェンソーマン
- ブルーピリオド
- スーパーカブ
- 山遊白書
- ドラフトキング
- 九龍ジェネリック
- どんぐり民話館
- 世界の終わりとハードボイルドワンダーランド
- ベルリン上の空
- ゆるキャン
自分でもポッドキャストを始めることに
裏ドンコミュニティには、「配信者の部屋」というチャネルがあり、ここにはポッドキャストを配信している方やこれから始めようとしている方など、70名ほどが参加しています。ポッドキャストが流行しているというものの、録音方法や編集の仕方など、まとまった情報がないため、試行錯誤している方も多いかと思います。私も、あるきっかけで香港在住の友人から「一緒にポッドキャストをやらない？」と声をかけてもらい、4月にポッドキャストを始めました。開始に当たって、このチャネルでの情報を参考にしたり、皆さんに「編集作業のやめ時を見つけるのが難しいです」と悩みを相談したりと、ポッドキャストの先輩方のお知恵をお借りしながら配信してきました。「香港姉妹のネイホウRadio」という名で、香港生活やカルチャー、美味しいものなどについて話しています。毎週一回の配信で、ちょうど先週で35回となりました。
そんなふうに、ポッドキャストにはまった幸せな一年でした。締めくくりとして「ドングリFMリスナーのAdvent Calender 2021」の一環としてこのブログを書いています。