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誰でも持っている趣味や特技など好きなこと。それらを突き詰めて考えると、そこにはどんな考えが潜んでいるのか、企業活動において応用できそうな視点はどこにあるのか。ふざけた内容だと思っていても、真剣に考えることで新たしい角度で見ることはできるはずです。そう考えるとなんでも実は意味の連続性を持っているのではないかとも思います。知識ではなく考え方次第で変わってくるということを、実体験やとっつきやすい例で書いていきたいと思います。

今週考えた花火とスマホとハンバーガーのプロモーション

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昨日いくつか考えたアイディアをまとめます。

SHISEIDO THE GINZAで高級手持ち花火が発売されるらしいです。
価格は一本数百円するようです。

これはどんなプロモーションをしたらいいのか。
普通の花火の売り方で考えるなら家族や友人がみんなでワイワイやるものだと思いますが、

今回の資生堂花火は違う気がしますね。
どちらかといったらごく少数の友人やカップルの生活の延長で、
癒しのためにちょっとやる。
アロマのようなイメージがあります。

なので王道の流通タイアッププロモーションをしても意味がなさそうです。

花火を行うには、外、暗い、などの制約条件もありますね。

これらの制約条件が必然的に満たされて、ターゲットもいる場所...
例えばカフェのテラスなんてどうですかね。

カフェのテラスで「秋華見」。
灰皿と一緒に花火をどうぞ。

こんなコミュニケーションスキームで認知プロモーションを行ったら
面白いような気がします。

次はYahooのスマホ、「ヤフー!フォン」。

これはYahooサービスがプリインストールされていてヤフーユーザーとの親和性や2万円台という端末価格の安さが売りのポイントのようです。

スマホが乱立する中、いかに端末シェアを獲得するかが課題です。
売りのポイントを最大化したしたプロモーションで一気に話題化を行う必要があるように感じます。

そこで、限定プロモーションでヤフオクのみで端末を売るのはどうでしょうか?端末価格はユーザーが決める、かつヤフーユーザーにとってもっとも価格を意識するオークションで行う。

これならば、ヤフーユーザーとの親和性と価格のインパクト、Web上での話題化が一気にでき、端末乱立の中で差別化ができる気がします。

孫さんならこのくらいの思い切った邪道のプロモーションでもやってくれるのではないでしょうか。


次は、バーガーキングについてですが、ワンコインで楽しめるセットが売り出されるようです。下記プレスリリースには載ってませんが、サイズを一回り小さくし、日経の記事には女性のランチ利用を促進するのが狙いと書いてありました。


今時セットのワンコインで大きな差別化ができるとは思わないのですが、もしこれをプロモーションするとしたら、着目するべき売りのポイントはワンコインと女性くらいしかない気がします。

いかにこの売りのポイント活用して、女性のランチタイムの選択肢に加えるか?これが課題です。

王道で考えると、これは店前でのクーポンやチラシ配布のような気がします。

しかし、これでは面白くない。売りのポイントを入れ込んでワンコインを最大限に訴求するために、バーガーキングコインというのを配布してはどうでしょう?

イケメン外人バーガーキングボーイが路上で女性にコインを渡す。
コインをお店に持っていくとヘルシーなサラダが無料になる。(バーガーに入れるレタスやトマトのトッピングは無料らしいですが...)

コインを配布することで、ワンコインの認知、捨てられにくい、
さらにヘルシーさやバーガーキングボーイを通してのアメリカらしさも訴求できるのではないでしょうか。

もしかしたら、ゲリラ的にバーガーキングボーイがコインゲームを仕掛けるなんて企画も面白いかもしれません。

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