吉野家×竹達彩奈さんから考えるマスターゲット企業のジレンマ解消
マスターゲット企業のジレンマ
声優の竹達彩奈さんが吉野家のWEB用オリジナルCM映像に出演し、10月8日配信されました。
すでに今朝(10月9日)時点で70,000再生を超えています。
牛丼「アタマの大盛」発売一周年「吉野家 × 竹達彩奈」 第四弾コラボ企画が実現!!
声優さんやアニメを大手の企業が活用する際、企業のマーケターさんが気になるのはやはり費用対効果。
一部に熱狂的なファンがいる声優さんやアニメですが、マスマーケットを対象としている企業が使用するにはやはり規模の違い、ターゲットの違いがあります。
そのようなとき、無理にマス向けに行うのではなく、WEB限定という手法を取ることで、ターゲットを絞ったコンテンツとして展開できると考えます。
私がサポートさせていただきました、クレアラシルさんの事例でも、カゲロウプロジェクトという中高生に人気の作品とのコラボレーションを行いましたが、デジタルにのみフォーカスしてマーケティングすることで、確実にターゲットにのみ届け、実績を出すことができました。
日経デジタルマーケティング マーケティング予算100%デジタル投下で売り上げ増、2次元キャラ起用の「クレアラシル」
AdverTimes 「カゲプロ」とコラボ、「クレアラシル」の"100%デジタル"キャンペーン戦略
ソーシャルメディアから考えるプロモーション効果
ちなみに、今回の「吉野家×竹達彩奈さん」がWEBでどのような影響を及ぼしているのか、Twitterの話題数をYahoo!リアルタイムサーチで見てみると、
吉野家というキーワード自体は通常より1000件程度増えており、
竹達さんの話題も2000件程度増えており、
吉野家と竹達さんを合わせたキーワードも1482件発生しています。
このようなターゲットを絞ってWEB限定でしっかりと話題を形成していくプロモーションにおいて、声優さんやアニメをタレントの代わる位置で戦略的に起用していくのはこれからの企業マーケティングにおいて有用ではないかと感じました。