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誰でも持っている趣味や特技など好きなこと。それらを突き詰めて考えると、そこにはどんな考えが潜んでいるのか、企業活動において応用できそうな視点はどこにあるのか。ふざけた内容だと思っていても、真剣に考えることで新たしい角度で見ることはできるはずです。そう考えるとなんでも実は意味の連続性を持っているのではないかとも思います。知識ではなく考え方次第で変わってくるということを、実体験やとっつきやすい例で書いていきたいと思います。

価値観探しはコンサルティング?

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就職活動について僕の考えを徒然と書いていきたいと思います。
ちなみに、僕は2005年に行いました。

今とは時代が違うと片づけられてしまうとそこまでなのですが、
価値観を醸成するという活動は共通するのではないかと思います。

多くの学生さんが就職活動期に「自分の価値観」を探します。
これは生きていれば自ずとわかるというものではないと考えます。

普段、人は無意識的に生きていることが多く、
価値観に基づく判断を都度都度している暇はありません。

しかし、実は腰を据えて一度棚卸をしてみると、
自身の行動特性は見えてくるのではないでしょうか。

そこに隠れている一貫性というものを見つけ、
それを価値観の仮説とし、今度は意識して行動してみる。

そうすることで、就職活動生が陥る情報地獄から価値ある情報が
わかってきます。


価値観探しはコンサルティング?

この思考は今考えてみれば問題解決の仮説思考に似ています。

仮説思考は限りある情報から仮説を立て、
それを証明する情報を演繹的に考えて収集し、
論理性を高めていく方法です。

さて、ただ、就職活動において、自身の価値観というものは
とかく「やりたいこと」と混同されがちです。

しかし、価値観=志=強い意志 と定義するのであれば、
強い意志は主観に基づく「やりたいこと」とは言い切れません。

意志とは、以下のようなものがそろって初めて強いものとなります。

・主語が私である
・行動に意味を持っている
・連続性がある
・他者と区別がつく

・社会的必然性がある


上位4つは自分のことですが、最後の1つについては
自分だけではなく、他者との関係性において生まれます。

この必然性が特に盲点ゆえに重要です。

一般的に就職活動における価値観は自己分析により定まります。

例えば、

「自分にはこんな経験がある、こんな実績がある。ゆえに御社で○○をしたい」

といった具合です。

しかし、自己分析=自社分析とするのであれば、
強い説得力を持つためにはこれだけでは不十分です。

そう、競合分析、市場分析が抜け落ちているのです。
つまり、ここが他者との関係(社会的必然性)です。

自分の意思を強く持つためにはそこに社会的な必然性も
見出す必要があると考えます。

このような就職活動における自己分析の盲点を講座にし、
無料公開しました。よかったら見てみてください。

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