企業の成長に資する新たな障がい者雇用モデルを創出するACEの活動について
前職の日本IBM退職後、企業の成長に資する新たな障がい者雇用モデルの創出を目指す企業アクセシビリティ・コンソーシアムの事務局長・広報として4年10ヶ月、並行してwork with Prideの運営やIBM Mugendaiのインタビューなど企業関連の記事の執筆などフリーランスとして仕事をしてきました。この度、ご縁がありフリーランスを卒業して次なるチャレンジを行うことになりました。
企業アクセシビリティ・コンソーシアム(通称ACE)は、障がい者雇用の法定雇用率を満たすだけではなく、障がい者の視点、パワーを企業の成長のために活かす活動をする団体で加盟企業の皆さんと一緒にさまざまな取り組みを行なっています。私は、本日をもって卒業してしまうのですが、ぜひ活動内容を紹介させてください。
年に一度、ACEアワードとして顕著な活躍をされた障害のある社員の方や企業の取り組みをロールモデルとして表彰するイベントACEフォーラムを開催しています。著名な方をゲストに迎え基調講演を行なっていただき、会員企業メンバー同士の情報交換を行なっています。昨年12月に開催したACEフォーラム2021では、日本財団パラスポーツサポートセンターの田口亜希様にご登壇いただきました。共生社会とは、障がい者が一方的に助けられる社会ではなく、「私も皆さんを助けたい」という田口さんにメッセージが心に染みました。前回は、コロナ禍で完全オンライン開催でしたが、昨年は会場でロールモデルの表彰式ができ、受賞者の皆さんをたくさんの人たちと祝福できてよかったです。ダイジェスト動画がありますので、ぜひご覧ください。
また、基調講演やACEアワードの詳細をまとめた「ACEフォーラム2021レポート」のPDFもダウンロードいただけます。
また活動内容は、「活動報告書」としてまとめ毎年発行しています。PDF版がダウンロードできますので、こちらもぜひご覧いただき、ACEの活動を知っていただけると嬉しいです。障害のある社員が企業の枠を超えて集うワイガヤセミナー、障害のある学生に就労イメージを持っていただくためのACE会員企業による共同インターンシップ・プログラムやキャリアセミナーも毎年行なっています。活動内容を説明した動画もぜひご覧ください。
ACEを通じて、多くの方と出会い、これからも続く大切な繋がりがたくさんできました。ありがとうございました。