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ITが無いと生きていけないのに、アナログな日々

2019年のノートを蔵前のカキモリで作ってきた!

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以前からずっと伺いたいと思っていた文具店カキモリさんでノートを作ってきました。デジタル・ガジェット大好きですが、それ以上にアナログなものに惹かれます。カキモリさんでは、オリジナルのノートが作れるんです。表紙、中身、裏表紙を自由に選んで自分だけの一冊が制作できます。

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まずは表紙から。紙、革、プラスチックとさまざまな素材、そして色とりどりのデザインから選ぶことができます。サイズは、B5またはB6サイズ(個人的には、A4とA5サイズもほしいです)で、また縦綴じか横綴じかも選べます。僕は、着物が好きなので、着物柄のものを選んでみました。絣の模様が渋くていい感じです。他にも博多献上帯の柄もありました。もうこの時点で迷いに迷います。

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次は、ノートを綴じるリングを選びます。金、銀、銅、黒、白から選べます。僕は渋く、銅を選びました。

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表紙には、角を保護する角金(かどがね)をオプションで付けることができます。表紙と裏表紙に銀でお願いしました。ちょっと根が張ってしまいますが、自分だけのオリジナルノート感は増しますし、鞄に入れる際にも表紙が折り曲がらなくていいですよね。

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スケジュールを確認する際にとっても重宝すると思い表紙を開けて最初のページに2019年のカレンダーを入れました。

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書くときにリングが手にあたりづらい『上下留め』で綴じてもらいました。ノートを閉じて手で持つ時もちょうど真ん中が持ちやすくていい感じです。市販のものでは上下留めのものは少ないので、ここでもオリジナル感があっていいです。

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中紙を選びます。これが一番悩みました。万年筆に合うにじみの少ない『バンクペーパー』、ノートには馴染み深い『フールス紙』や、柔らかで、鉛筆などの喰い付きの良いざらざらの『コミック紙』、写真やカードを貼るのに適した『クラフト紙』など、常時約30種類以上あり、色もさまざま。それぞれ紙の厚さが異なりますが、2パックから4パックまで選べました。4種類の紙を一つのノートにすることもできますが、僕は、全部フールスの方眼紙にしました。文字を書くにも、ちょっとした図やイラストを描くにも便利。もうちょっとパック数を増やせるなら他の種類の紙も入れてみたかったです。まあ、ちょっと使ってみて、また来年新しいものを作る時に考えます。

画用紙を選んで、オリジナルのスケッチブックにすることも可能です。

また中紙は、お店に持ち込めば(遠方の方は、郵送も可だそうです)、新しい中紙を買って綴じ直すことができます。お気に入りの表紙は、そのままにノートを使い続けることができます。毎年新しいノートを増やしていくのも楽しそうですが、中紙を変えながら愛着のある同じ表紙をずっと使っていくのもいいですね。

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最後のページに封筒を追加しました。仕事関係の領収書やレシート、切手やチケット類を入れようと思います。

IMG_3802.jpgのサムネイル画像

下敷きも付いてました。これは嬉しいサービス。

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裏表紙は、こんな色の厚紙に。角金も付けました。ノートの留め具はゴムにしました。他に封緘留め、ボタン留め(ペンホルダー付きもあり)もあります。さっと開けられて、さっと閉じられるのでゴム留めにしました。

2019年の取材ノートにします!

とまあノート一冊で5,000円ほどになりましたが、最小構成であれば800円くらいから作れるとのことです。

箔押しの名入れもできるので、そうなると一層愛着がわきますよね。
カキモリさん、筆記具も豊富に取り揃えられており、姉妹店では万年筆のインクを調合してオリジナルカラーも作成できるそうです。

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カキモリ
http://kakimori.com/

台東区三筋1-6-2
最寄駅は、蔵前駅ですが、浅草橋駅からも歩けます。蔵前は、最近お洒落なカフェやショップが多く散策も楽しいです。カキモリさんで蔵前散策マップもいただけます。そのマップの紙質にまた萌えました。なんとも味わい深い紙です。

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