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ITが無いと生きていけないのに、アナログな日々

5550が動いた!マルチプランも!

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仕事で豊洲の事業所へ。こちらは、主に弊社の研究・開発部門が入居しています。取材をしていた傍らに何やら懐かしいものが展示されていました。
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ご存知でしょうか?IBM5550マルチステーションです。1983年に、日本IBMの藤沢研究所(当時)が開発しました。日本語ビジネス・パソコン、日本語ワード・プロセッサー、日本語オンライン端末としての「1台3役」を実現し、当時かなり評判になりました。日本語などダブルバイトコード文字の表示は、日本IBMの高い技術が評価され、その後の米国研究所と連携したパーソナル・コンピューターへの礎になったものです。ただ、展示しているだけだと思いましたら、事業所の社員が「動きますよ」とのこと。
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久しぶりに稼働している懐かしい画面を見ました。昔は、これでも「おおっ」って感じでしたねえ。私が新入社員の頃、お客様のシステム・センターには、IBMルームがありまして、そこにこれが置いてありました。当時は、これを端末としてホスト・コンピューターにアクセスし、ODPS(うちの社員でも若い人は知らないかな?)というシステムでメールを確認、HONE(骨じゃないですよ)というシステムで様々な技術関連情報などを入手しておりました。

「マルチプランも動きますよ」と言われました。久々に聞いた名前に、懐かしさにジーンときました。
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そうそう、IBMでは、フロッピー・ディスクのことを「ディスケット」と呼んでいました。(笑)

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