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ITが無いと生きていけないのに、アナログな日々

インターネット上のセキュリティーの脅威を分析したレポート

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IBMには、IBMセキュリティー・オペレーション・センター、通称SOCと呼ばれる機関があります。北米、南米、ヨーロッパ、アジア地域も網羅し全世界9拠点で、 24 時間 365 日 お客様のネットワークを監視しています。

もちろん東京にもSOCがあり、定期的にインターネット上の脅威を分析したレポートを発行しています。この度、2011年下半期版がリリースされました。こちら、どなたでもダウンロードできますので、ぜひご覧ください。

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2011年下半期 東京SOC情報分析レポート (PDFダウンロード)

上半期に多く観測された、東日本大震災や原発事故に関連する情報を装った不正なメールは7月頃からはほとんど確認されなくなりましたが、これら以外の時事ニュースに便乗した不正な攻撃の検知件数は、上半期に比べ約20%増加したようです。標的型メール攻撃の対象を業種別に見ると、全体の約35%で政府関係機関がターゲットになっていました。
改ざんされた不正Webサイトへの誘導、データベースへの不正な攻撃である「SQLインジェクション攻撃」も引き続き増加傾向にあります。また、国内ではこれまであまり見られなかったインターネットバンキングへの攻撃も被害が発生しているとのことです。
こちらのレポートを活用いただき、注意喚起、対応策定にお役立ていただければと思います。

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また、東京SOCでの情報配信やインターネット・セキュリティーの脅威に関する分かりやすい解説を東京SOCブログで随時行っています。こちらもぜひ、ご参照ください。

Tokyo SOC Report Blog

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