社内外をシームレスにしたい
今日は、IDGさん主催のイベントに行ってきました。以前、こちらで紹介した書籍を書かれた時事通信の湯川さんが講演されるのでとても楽しみにしておりました。今日の話は、著作「次世代マーケティングプラットフォーム」の内容が中心でした。反芻しながら聴きました。印象的だったのは、「今後、広告やメディアは、確実にソーシャル・メディアに向かう。何故なら、それがより人間的だから。」という言葉。これは、結構心に響きましたねえ。お話の中心は、マーケティングでしたが、コミュニケーションという観点で、広報にも多いに参考になりました。
現在、社内でどうソーシャル・メディアを浸透させていくか、考えかつ試行錯誤を繰り返しています。同じIBMでもUSやその他の国では、とても上手に活用しています。日本IBMでは、一部の社員は同様に大いに活用しているのですが、まだまだ全社レベルではありません。弊社のイントラネットのソーシャル・メディアは、ログインして名前やメールアドレスが記事やコメントに残ります。それを利用してコミュニケーションの輪を広げていくのですから、当然といえば当然なのですが、どうも日本人の中には、自分の意見を言う際に匿名だと言えるけど、実名だと躊躇してしまう人が多いように思われます。これは、日本的文化なのでしょうか?皆さんの周りではどうですか?
もうひとつ、弊社の広報は、社内と社外で別々の者が担当しています。個人的には、ここはシームレスにしたいんですよねえ。私は、社内広報の担当なんですが、結構社外のことにも首を突っ込んでいます。でも、もっともっとやりたいなあと思います。社内と社外に出す情報ってもっとミックスしてシームレスでいいと思うのですよねえ。USでは、イントラネットを見ているつもりが、いつの間にかYoutubeやFacebookと連動してるケースがたくさんあります。こういうのは、これからどんどんやっていきたいと思うのですよね。