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技術で勝って、商売で負けていませんか?

協調性の有無の見分け方

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fellow.jpg企業にとって、新入社員の採用で一番重要視するポイントとは何でしょうか?

個性や独自性でしょうか?リーダーシップも必要でしょう。学業やクラブ活動も重視するかもしれません。

ところが上記のいずれでもなく企業にとっては、確かアンケートによれば何より一番は「協調性」であったはずです。
会社での仕事はチームワークで行うのであり、いくら中東を1人で旅した等の経験で、孤独に強い点ばかりアピールしても、1人の行動ばかり目立っているようでは、協調性を重視する企業からしたら欲しくない人材に成り下がってしまうのです。

では協調性をどういった場面で測ればいいのでしょうか?
筆者は次のようなケースで、非常に高い確率で本人の協調性の有無を測れると考えています。
それは普通の雑談の場面です。
ランチや休憩室で同じ空間を共有する数人がいた場合、他のメンバーが話している輪にすんなり入れるかどうかが判断基準です。

これはたとえ話しているメンバーのほとんどを知らなくても、その中で1人でも知っている人が居たら輪の中に入れるはずであり、入れるのなら入った方がいいのです。
この状況では、仮に最初は話に付いていくことができなくても、唯一知っているメンバーがあなたを他の知らないメンバーに紹介してくれる可能性が高いから、一気に知り合いを増やすことができるチャンスだからです。

もう1つコツを教えるとしたら、こういう時に他の知らないメンバーが話しているときでも相手の方を見て話を聞くべきです。
中には、自分の知らない人が知らない話をしている、という判断で会話のグループに同席しているのにも関わらず、明後日(あさって)の方向を向いている人がたまに居ることが残念です。

なぜなら、話し手からすると、知らないあなたが同席していることは黙っていても非常に興味があることであり、知り合いの方しか見ないで話をしていたとしても、存在がとても気になっているからです。
そういう状況であなたが、ちゃんと話し手の方を向いていて話を聞いている姿を見せると、あなたの好感度が暗黙のうちに非常にアップするのです。それも第一印象で悪いイメージを与えたなら、覆すことはとても難しくなりますので、会って間もない一番フレッシュな時間を、自分の点数稼ぎに使えることの優位性を知っておくべきなのです。

本日の拙稿のタイトルは逆説的ですが、今回の事例で言えば話し手から見て、あなたの協調性の有無が瞬時に判断できるという訳です。
つまり、いくら初対面で名前さえ知らなくても自分の話をこっちを見てしっかり聞いてくれている、という態度の有無が協調性の評価の分かれ目なのです。

言い換えれば、あなたから見てとても感じの良い相手の態度は、すぐにでも自分の態度として取り入れるべきだということが基本かもしれません。

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