パーキンソンの法則とは?
»
こんなことは経験として多くあるのではないでしょうか?
せっかく次のレポートの提出までに3ヵ月というたっぷりの時間があったはずなのに、気づいたら締め切り直前の1週間前になってようやく火が点(つ)いてやり始めた。
このように我々が取りがちな行動のことを「パーキンソンの法則」と呼びます。
つまり、以下のような内容のことなのです。
「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」
逆にわかりにくくなってしまいましたが、
「期限までの時間がいくら多くあっても、ぎりぎりになってようやく取り組み始める」というような何とも人間らしい典型的な行動のことを言うのです。
筆者はこの法則については、非常に納得できます。
自分自身の胸に手を当ててみて振り返っても、うなずけるような行動が過去に多くあったからです。
なまくら(ずぼら)なのでしょうか?
私は必ずしもそうとは思いません。最後には約束通りきちっと期限を守るからです。
それよりむしろ、マイペースを守り通そうとする気持ちがそうさせるのかもしれません。
自分は忙しい、忙しい、と常に思っている人でも、冷静に自分のやるべき事柄を見てみると意外と大した量ではないことがあります。
そういう意味でも、物事は早め早めに取り組み始める、何もすぐに終わらせなくても"やり始める"こと自体が重要なのかもしれません。
SpecialPR