「伊勢志摩サミット」開催年を迎えて思った事
実は私は、昔から伊勢志摩地方のファンでした。
特に伊勢神宮に訪れることが好きで、外宮→内宮、という理想的な順番で参拝することはもちろんのこと、両ご正宮だけではなく別宮まで含めると毎回12箇所くらいの神社に日帰りで参拝に訪れます。(先日の1月11日にも行きました)
それだけではなく、日も暮れた夕方以降に帰路に着く直前に現地の天然温泉(知る人ぞ知る数少ない源泉)に寄ったりすることもあります。
魚釣りに凝っていた昔は、リアス式海岸と呼ばれる現地の好漁場を開拓しては徹夜行程で鯛を狙って次の日に仕事でもお構い無しに強行軍で出向いたものです。
(最近の相次ぐスキーバスの事故を見ると当時の自分の行為が多いに反省させられますが・・)
この地で今年の5月26日〜27日に主要国首脳会談(サミット)が開催されることには特別に感慨を持っています。
なぜなら、三重県全般にそうですが、これだけ豊富な観光資源(食・歴史・文化)を持ちながら、日本の中では観光面でのPRが足りずに例えば今が旬の訪日外国人観光客を呼び込めていないからです。
同じ中部地方で言えば、外国人には小京都と呼ばれている岐阜県高山市の方が有名で多くの旅行者が訪れていることは意外と知られていません。
ただ今回のサミットを通じて、ようやく"この地"(三重県)も周回遅れながら注目を浴びて、世界中から観光客が訪れるようになるチャンスが到来したと言えるのです。
"この地"は、いま世界が注目している日本らしさ、日本の良さをすべて兼ね備えた非常に魅力的な地であることにこの数ヶ月で多くの人々が気付くことになるでしょう。
もちろんのことですが、そのためにはテロを絶対に未然に防がないといけません。
さらに日程が許すのであれば、解任を控えたオバマ大統領に在任中最後のレガシーとして、歴代米国大統領初の戦後に初めて広島に入った人物になって欲しいと願うのです。