誰もが考えることは一緒なのか?
昨晩はクリスマスイブでした。
小学生以下の子どもを持っている人たちの多くがサンタさんの役回りを演じたのではないでしょうか?
昨晩にプレゼントをこっそり子どもの枕元に届けるまでの間、あらかじめ買っておいた品物をどこに保管していたのでしょうか?
推測するに、かなり多くの人たちがマイカーのトランクルームの中だったのでは、と思っています。
昨日の昼間、年末のご挨拶で車両で幹線道路を走っていたときに、すれ違う車、隣に並んだ車を見るとトランクの中を覗きたくなる衝動に駆られたのでした。
それはさておき、このように人が普段考えていることはある程度において、共通しているのでは?と思うことがあります。
例えばもう一例を出すと、最近、農業生産法人をITソリューションのご提案で訪問する機会が増えてきましたが、筆者が必ず出す話題に私自身が週末ファーマーである、というお話があります。この話題にはお相手の方の反応も相当いいのですが、どんな野菜に商機があるのか?という話の展開では「ニンニク」が狙い目という点でお互い共通の認識として一致することが高頻度であるのです。
スーパーの野菜コーナーに詳しい方ならお気づきでしょうが、国産ニンニクは値段が高く希少価値があるからです。
この認識については、ほかの業種の方とのお話の中でも一致したことがあります。
これらのことを考えますと、人が考えることはある程度よく似ている、ということになるのでしょうか。
しかし考えないといけないのは、斬新かつ有益な情報収集のためにはコツがあるということです。普段の自分の行動範囲の中で接する人たちとは考え方が似ていて、それらの人たちからは残念ながら自分が求めている情報を得ることはできないのでは、という懸念です。
この点については、筆者の少し前の拙ブログでも言及していますので、参照してみてください。「ウィークタイズ理論」