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技術で勝って、商売で負けていませんか?

斬新かつ有益な情報収集のためのコツとは?

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seminar02.jpgこういう時代だからこそ、誰もが欲しているのが今まで気付かなかったような斬新かつ有益な情報です。

企業が存続していくためには、常に新しいビジネスを生み出していかないといけないからこそ、尚更です。

企業の経営企画室や新規事業企画などの部署に所属している人たちにとっては必須の命題だろうと推察されます。

目から鱗が落ちるような情報を得るためにはどうしたらいいのでしょうか?
普段の同じ職場のチームで、いつものように意見交換をするとよいのでしょうか?それとも、地元の仲のいい友人に相談しますか、家族に相談する場合もあるでしょう。

ただ残念ながら、これらのいずれの手法を取っても結局は似たり寄ったりの情報しか得られないはずです。なぜなら、これらの人たちとは普段から距離が近いので、よく似た行動のスタイルを持っていることが想定されてしまい、考え方も自分に近かったりするからです。

だったらどうしたらいいのでしょうか?何か他の手法があったら知りたいものです。

実はこうした問題を解決するための研究は、古い時代からなされていて、ある理論が導き出されています。

名称を「ウィークタイズ理論」と言います。

「ウィーク」は「弱い」で、「タイズ」は、ネクタイのタイと同じ意味です。つまり弱いつながりというような意味です。

普段付き合いの薄い弱いつながりを持った人たちからこそ、有益な情報を得ることができる、という考え方です。

なるほど、と思いませんか?
自分とは生活の様式な行動スタイルの違う人たちだからこそ、知っている情報があるはずだ、という考え方です。

そうとわかったら、早速今日からでも行動あるのみです。
少し気が重いかもしれませんが、動いてみる価値はあるはずです。


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