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技術で勝って、商売で負けていませんか?

傍からは見えにくい儲けの仕組み

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sushi_store.jpg市販されている書籍でも紹介されている位に、業界外の人間からしたらわかりにくい儲けの仕組みというのは、世の中に多く存在しています。

代表例の1つが駅前という好立地にある小規模不動産屋かもしれません。
平日の昼間から、店主とおぼしき人物がスポーツ新聞を読んでいる姿がよく紹介されていて、来店客で賑わっている風にも見えないからです。

この事例で言ったら、来店客に依存している商売のやり方ではなく、賃貸物件の管理業務に特化しているから成り立っている商売とも言われています。

他にも例はあります。
地方都市や閑静な住宅街などにもポツンと存在する家電ショップです。昔で言う電機屋さんです。
こちらの方は、大型家電ショップのように大型家電が次々に売れるというビジネスモデルではもちろんありません。生活上なくてはならない家電製品が急に故障して、非常に困っている、というような地元住民を対象にして、生活に密着して物売りではなくサービス業で生計を立てている、といった具合です。

以上、ここまで紹介した2事例については説明がつくのですが、筆者的には昔からどうしてもわからない商売があります。

それは日本中どこにでもある、それもそれほど人口が密集していない土地においても存在している小規模で個人経営的な「お寿司屋さん」です。

この形態の店舗については、筆者の地元でも数えるだけでも数軒は思い浮かびます。共通するのはいつ通りがかっても、駐車場にお客さんとおぼしき人たちが来店していることを想像させる車両が一台も停まっておらず、常に閑散としていることです。道路端から見える店内をさりげなく覗いても、お客さんの姿も見えません。

いったい、こうした寿司店はどのようなスタイルで儲けを出しているのでしょうか?
確かに週末やお盆、年末年始、地元のお祭り時には同窓会のグループや町内会の人たちをまとめて集客しているはずだ、という意見もあるのでしょうが、それらとて、年にいったい何回あるのでしょうか?

寿司店が扱う商品は不動産や家電製品とは違い、生ものですので日持ちがしないこともマイナス要因に思えます。

日々の開店で、どれくらいの魚介類を魚市場から仕入れて、毎日どれくらいさばけるのでしょうか?または急に団体客が訪れた時に材料は足りるのでしょうか?

う〜ん、答えがさっぱり見つかりません。
考えれば考えるほど、このテーマに関しては迷宮入りしてしまうのです。

昼間のお値打ちランチに秘密があるとは思えないことも、追加しておきます。

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