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技術で勝って、商売で負けていませんか?

ビジネスのすべては総合商社から学びなさい

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mitsui.jpg掲げました書籍にも使えるような標題が、本日の結論のすべてです。

以下に持論を展開していきます。
(書籍に1冊まとめることができるくらいの持論を持っています)

総合商社は日本特有の会社業態であり、世界でも例がありません。

ところがこの特有の業態にこそ、ビジネスのヒントがあるといつも私、大塚は特に国内総合商社の動向に注視しています。

簡潔に説明すると、彼らがどういうビジネスに着目していて、何をどうしようとしているのか?を、常に監視するのです。世界中からこちらが時にはびっくりするようなビジネスをまとめてくる時代になりました。

きっかけは私が以前に知り合ったあるお客さまに言われたことです。

「大塚君、ビジネスというのは流行モノに手を出したら駄目だよ。波があるのと長続きしないから。それよりも、商流に乗ることがビジネスのコツなんだ。言い換えればしっかりとビジネスをすべきだということ。」

というようなアドバイスをいただいたのです。

それをきっかけに私なりに考えついた結論が、日本の総合商社のビジネスのやり方を見習えばいいんだ、ということです。

なぜなら、商社こそ、商流に乗ることを主たるビジネススタイルとしていて、その道のプロだと思ったからです。

もちろんその過程では、商流を自ら作ることもあります。特に近年の総合商社の動きがそうです。20〜30年前の手数料ビジネスにより広く薄く稼いでいた商社が、その後は自ら投資をするというリスクを取るようになって、利益が1桁増えるようになったのです。

例えば伊藤忠商事の例をご紹介しましょう。
同社は祖業である繊維分野に強いことが特徴ですが、同分野において"川上"である繊維の素材から、"川下"である小売り販売まで手掛けるようにすることによって、繊維という商流の中で立ち位置をちゃくちゃくと築き、分厚く稼ぐように手をどんどん打っているのです。

変貌目覚ましい日本の総合商社は活動の範囲を世界の隅々にまで広げているのですが、今年度の第一四半期(4〜6月)の大手総合商社の業績にちょっとしたサプライズがあったことも、実は見逃せません。

同業態での長年の雄で頂点に君臨しているといえば三菱商事ですが、同期に限っていえばライバル社の追い上げに遭っているのです。

具体的には、2位を伺うところまで伸びてきた伊藤忠商事が純利益で前年同期比50%増の1214億円まで伸ばしました。一時的な利益押し上げ要因がありましたが。

一方、三菱商事は同32%減の749億円でした。丸紅も伊藤忠商事に続き、同3%増の710億円と業界の盟主に迫りました。

2位の座を守りたい三井物産は、同24%減の969億円でした。双日は同19%増の105億円でした。

各社とも原油や石炭などの価格下落に伴う資源分野の苦戦に対して、どこまで非資源分野で補えるかが勝負の分かれ目でした。

もちろん、2016年3月期においてこれらの結果の順位に終わるとは思えませんが、1つの参考として捉えておくといいと思います。



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