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「 work for 」という英語表現

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work.jpg英語で自己紹介をするときなどにおいて、自分のことを初対面の人にわかってもらうために欠かせない表現が英語にはあります。

自分の名前、住んでいる場所、趣味などに並んで、仕事で何をしているのか?という点に関する説明です。

この仕事の説明に関して使う英語表現は、おおよそ以下の3種類だと言えます。

  1. work at
  2. work for
  3. work in

1〜3のそれぞれ、使い方は少しずつ異なってきます。
この中でも特に3.work in は、働いている場所を示す場合に使うので、企業名などにつなげたい時は使いません。

そこで、1.work at や 2.work for を使います。

筆者は両活用法の中でも、2.の「 work for 」を使うことをお薦めします。

具体的には、自己紹介のシーンなどで以下のように活用します。
・I work for Japanese IT company.
 (私は、日本のIT企業で働いています。)

"for"の後ろの部分は、業種と組み合わせた組織や具体的な企業名などを持ってきます。

特に日本は会社勤めの人が多いので、なおさらwork for を使います。


今回筆者が伝えたかったのは、「 work for 」を使うべき、ということだけではありません。

なぜこの英語表現に"for"が使われているか、という点を考えることも重要です。

for → 何かのために

つまり、私たちが生計を立てるために毎日行っている仕事の大半は、所属している会社組織の"ために"に行っている、と言い換えることができます。

ただ漠然と毎日惰性で仕事をするのではなく、やはり仕事を通じて所属企業に貢献をしないといけません。それも目に見えた成果という形でです。

これは当たり前のことであり、私たちに課せられた義務であり責任です。

実はこうした活動を通じて、実際に得られた成果度合いや成果を出すための過程を通じて、長い目で見れば自己実現に繋がっていく、とも言えるのです。





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