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技術で勝って、商売で負けていませんか?

under armour という新興ブランド

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under_armour.jpgスポーツ用品ブランドは、世界中にその土地ならではの有名・無名ブランドが存在していて、古くから現地の人々に愛好されてきたジャンルです。

今回ご紹介する米スポーツブランドである、under armour(アンダー・アーマー)もそうです。
ただし、同社が他とは違ったのは、1996年の事業開始から短期間に全米では早くも、ナイキに続く第2位のブランド力を確立できたことであり、そういう意味では奇跡とも言えそうです。

世界的にみて、主要なグローバルブランドの中で、ナイキは相変わらずトップに君臨していますが、アディダスの人気に陰りがみえています。

ユーザの意見を調べてみると、「アディダスには飽きた」という投稿をいくつか見かけました。

それに対して、米国を中心として伸びてきた「under armour」は特別な存在とも言えます。

強さの源泉は、わかりやすい商品コンセプトにありそうです。
身体への密着感が特徴の同ウェアは、数々のアスリートに愛されてきただけではなく、マーケティング戦略においても成功を収めてきました。

巨人のユニフォームの提供に乗り出したのは、それら事例のうちの1つでしょう。

ちなみに筆者が毎週末プレーしている、フットサルの分野でもブランド力は浸透してきました。ただ私自身の最近のお気に入りは、"umbro"(アンブロ)です。

こちらはunder armourとは違い、1924年にイギリスで生まれたサッカー・ラグビー用品ブランドです。歴史の古さが両者にはここまで差があるのか、という具合に開きがあるところが興味深い。

余談ですが、英国製で歴史があるブランド、ということでは、筆者の普段使いの手帳が"Letts"(レッツ社)製で、こちらは更に歴史が古く1812年で、英国王室御用達の世界最古の手帳ブランドです。

そういう意味では、英国+歴史、という点でみると、私はunder armourとは対極を行っているみたいです。



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