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「クラウドの虚像と実像」セッション緊急追加! Internet Week 2009

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10/16のエントリで11月にはIETF76Internet Week 2009が開催される、ということを書きました。

IETFのほう、ほんのちょこっとですが、日曜から月曜に掛けて行って参りました。広島です。今日から本格的にディスカッションが始まるので、分かったようなことも書けませんが、日曜の晩開催された Opening Receptionや、月曜の朝見た感じだと、盛況で活気溢れる感じでした。

本題は、Internet Weekです。実は月曜に緊急プログラム追加を発表しました。

新プログラム「クラウドの虚像と実像」追加!!【Internet Week 2009】事前登録締め切り迫る!!

というわけで、クラウドです。10/16のエントリでも「仮想化DAY」としてクラウドの要素技術を論じるセッションがあると申しましたが、今回追加されたプログラムは、「ウチのシステムはクラウドにしたほうがよいのか、はたまた。。。」とお悩みのネットワーク管理者,設計者,技術企画者の方々必見だと思います。

前半はさくらインターネットの社長、田中邦裕さんに、さくらインターネットのシステム設計の視座から語っていただきます。田中さんは、たとえばこういう記事に見られるように、コンピュータのハードウェアの細部に渡るまで知り尽くした上で徹底的な効率化を行って、経営的にも成功している方です。その田中さんとの事前打ち合わせで出てきた議論ポイントが、以下のもの。

・プライベートクラウド == 分割払い?
・クラウドを実現するハードウェアとデータセンタ
・日本のデータセンタ代は高いか?
 (東京にしかないからか?北海道は安い? 海外ではどうなのか?)
・Googleに対抗する和製クラウドはできるのか?
 (日本で本当のクラウドを提供できるか?)
・クラウドによって海外から侵食されるのか? 日本が侵食できるか?
 (逆に日本のリソースを海外に売れるチャンスはあるのか?)

後半はパネルディスカッションで、こちらにはオルタナでご存じの林雅之さんに、パネリストとして参加していただくことになりました(追記:林さんのページでも取り上げられています。ありがとうございます)。まだ事前打ち合わせを始めたばかりですが、林さんからは次から次にネタが提供され、議論が広がりを見せています。

そういうわけで、新たなプログラムを迎えたInternet Week 2009。他のプログラムも充実しつつ、事前受付の締め切りが今週金曜日と、迫っております。一度Webの方ご覧いただき、聞きたいセッションの見逃しの無きよう。

追記: Internet Watchの取材を受け、それが記事となっています。こういうことにあまり慣れていないのですが、想いを言葉にして伝えるのは難しいですね。この取材は我々のInternet Weekに対する想いを、もう一度整理することになり、勉強になりました。

「Internet Week 2009」の見所は? JPNICの前村昌紀氏に聞く

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