大企業ではデジタルデバイド的なことが起きている?
先日、超有名な大企業の方と某所でお話をしたら「加藤さん、会社だとSNSとか全然見れないので、夜帰宅してから使うしかないんですよ。画像はもちろんバッテンで消されていて表示されないし。」とのことでした。
このように社内からのネット閲覧が制限されている会社は多いようです。(特に大手企業)。
あるブロガーさんは、社内からブログ投稿できないので、夜遅く帰宅後しかブログが書けないと言っていました。
仕事中にプライベートの用事を済ませようとネットを閲覧していたり、サボっていたりするのでは本末転倒ですし、確かにセキュリティの問題も考慮しなければなりません。
でも、職種によっては、就業時間内にネットを駆使することで、ビジネスに役立つものも多いように思われます。
制限の度合いにもよるかもしれないのですが、仮に、B2Cのビジネスをやっている会社のマーケティング部が、CGMサイト的なものが就業時間内で閲覧できないとなると、仕事に響きそうですよね。また部署によっては、自社の内容が書かれた巨大掲示板や、動画投稿サイトなども適宜ウォッチしておくことも必要ですよね?
mixiは社内から見れなくなってるという話はときどき聞きますが、社内システムとはつながっていないマシンで別にネットが使えるようなものを用意しておくなどしないと、大手に限って、知っておくと役立つネットの情報に疎くなって、ビジネスにマイナスの影響を与えてしまうことはないのかな?とちょっと心配になりました。
うちみたいな中小企業は何かあったら「まずググる」のが習慣になっているのですが、大手企業では違うのでしょうか?
もしかして、大手企業に対してネットで情報発信をするなら、帰宅後の時間や週末を狙ったり、また、そもそもネットに固執せずに新聞・雑誌・テレビ・携帯サイトで発信する必要があるのかもしれませんね。