オルタナティブ・ブログ > 少しでもパラノイアになってみる >

知的好奇心を満たすために、いろいろなことにチャレンジする

Open webOS 1.0 betaを試してみる

»

Open webOS 1.0 betaが2012/8に発表するとあったのですが、8月の最後の日(31日)に公開されました。学生の夏休みの宿題かよ!と思わなくもないですが、試してみようと思います。

"Open webOS 1.0 Beta"にもありますが、起動方法は2つあるようです。私はbuild-desktopのほうを試してみました。

手順は" openwebos / build-desktop"にあるとおりで実行できます。

ただ、Ubuntu 12.04 32bitで行ったため、"libxcb-icccm1-dev"がないと怒られました。説明にもあるとおり"libxcb-icccm1-dev"の替わりに"libxcb-icccm4-dev"をインストールしないといけません。私は説明文を読まずにやっていたので、qt4-qmakeをインストール後に"libxcb-icccm4-dev"のみ単体でインストールしました。それでも問題ありません。

後CMakeはインストールしませんでしたが、build時にインストールしていたみたいです。

ビルドに非常に時間がかかりますが、マニュアルどおり進み

./run-luna-sysmgr.sh

を実行するとOpen webOSが起動しました(左側に見えるのが起動シェルを実行したコンソールです)。

速度的にはAndroidのエミュレーターと比べて運殿の差です(Androidが遅すぎるのですが)。若干遅いですが、デバッグできないほど遅くはない感じです。

使用できるアプリはbeta版のため少ないです。

簡単に使用した感想ですが、思ったよりも悪くない気がします(注:以前のwebOSの実機を触ったことがないので、比較はできません)。

良いところとかはクリックを行った箇所が波紋が広がる感じで表示されます(スクリーンショットを取るときに少しマウスの位置がずれましたが、決してクリックしていない場所に波紋がひろがっているわけではありません)。

最初のスクリーンショットにもあるとおり起動しているアプリがWindowsのAlt-Tabを押したように並ばれて選択できます。Android 4.0には同様に起動しているアプリを選択できますが、この機能が前面にでているのはPCからきたユーザとしては当然のような気がします。

アプリが少なかったり実際に触ることができるデバイスがない状況で判断は難しいですが、私はwebOSもありではないかと思いました。

どこか採用するメーカが出てこないでしょうか...

ついでに、Ubuntu 12.04のインストールからwebOSの起動までVMware Player上にインストールしましたが2.5時間程度でできました。

Comment(0)