"ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である"の感想
本書は、Twitter等を使ってネット上の有名な方に質問を行い、その集計結果をまとめたものになります。
情報に関してストック型(ブログ)とフロー型(Twitter)に関して言及していますが、面白い見方だと思いました。Twitterで人の発言を全て見ているわけではありません(平日の日中とか仕事しているから無理)。フロー型をストック型に変更するのにTogetter等であるTLをまとめてくれるときがありますが、それぐらいです。
そういえば、2chのまとめサイトがありますがTogetterってそれなんだと今更ながら思いました。現在人を介して作られていますが、これを自動的にストックしてくれるようになれば楽なのかも知れないと思いなおしました。ベイジアンフィルターを使えば、そこそこ簡単にできるのではないでしょうか(単語が少なすぎて無理かな?)。
アンケートの回答で続けるためのポイントとして無理をしないことをあげています。長期的に見ればこのことは重要だと思います。無理してバーンアウトして書かなくなるよりも、無理せず(休止を間に挟んでも)続けるほうが良いと思います。
オルタナでは毎日更新されるすごい方もいらっしゃいますが、続けることは相当難しいと思います。オルタナの1週間のエントリは200エントリ前後で安定しています。ですが新規参加ブロガーは定期的に入ってきていることを考えると、それだけ書けなくなっている方も居る事になります。続けることは相当難しいことです。
また、ブログ等を書いていればよくぶち当たることだと思いますが、書き手の不足があっても読み手の意識の差が生じることがあります。
アンケート結果にも読者との意見の食い違いが生じても前提条件が違う人がみることがあることを念頭においておくととしても心が楽になるそうですが、私もそう思います。そのときは、スルー力を発揮するのが良いと言うことですが、私もそれには同意見です。
間違えている記述に関するコメントは素直に聞くべきですが、たまえにどっちの意見が間違いとは言えないだろうと思うことがあります(立場の違いとか)。そのときに心身共に疲弊するまで思い込むよりも、いっそのことスルーしてしまうのが最も効果的です。ブログを書くことも、コメントも書くことも自由なのですから、コメントをスルーするのも自由です。私も一度炎上したときにかなりナーバスになったことがあるので、そのときに軽くスルーできていればと...
何事も継続するのは外からみているよりも相当大変なことです。ただし、継続した先には他で得られないことが待っていると思います。
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