オルタナティブ・ブログ > 少しでもパラノイアになってみる >

知的好奇心を満たすために、いろいろなことにチャレンジする

制約がある状況こそ作業効率を高めることができるのか?

»

私はブログを書いたり、ソースを書いたりするときは自作のデスクトップPCの前かThinkPad X201sで行います。

自作のデスクトップPCとThinkPadの環境は、以下に詳しく書いています。

ディスプレイアームを導入してみたが...
ThinkPad USB トラックポイントキーボードを購入した
デスクトップPCにWindows 7をインストールしてみた
Phenom II X6 1090T BlackEditionに換装してみた
Logicool Wireless Mouse G700はかなり良い!
ThinkPad X201sを選択した3つの理由

ものすごいスペックではありませんが、画面が広くそこそこ速いCPU&多くのメモリを搭載し、且つキーボード&マウスのインプットデバイスは自分に一番あっているものを使っています。

ではこの環境で作業するとものすごく効率がいいかと言われるとそうでもありません。作業効率を上げるために、CPU、ディスプレイ、キーボード類を投資しているにも関わらずにです。

理由は非常にシンプルです。環境が良すぎてつぶやいたり(つぶやきを見たり)、他のページを見たり、ゲームをしたりと逃避作業を簡単に行えるためです。おかげで、ブログの書き始めるまでが非常に時間がかかります。

いわゆる夏休みの宿題を最終日に貯めるタイプの私には、"良い環境"は決して作業を行う上では"良い環境"ではないのです。逃避する環境としては文字通り"良い環境"なのですが。

先日、ノートPCとスマートフォンが使えない環境で、さらに読んでいる本も忘れてきて手元にはモレスキンの手帳しかない状況に陥りました。椅子にこそ座れていましたが、寝る訳にはいきませんでした(いつ呼ばれるか分からない状況で待っていたため)。

この状況でモレスキンのメモに今後作成したいアプリ・サービス及び必要な機能を書き連ねていきました。単なる時間つぶしのつもりだったのですが、思いのほかアイデア出しができて良い時間をすごすことができました。もし、同じことをデスクトップPCの前で行っていたら、同じ時間で同じことができたかはわかりません。いや、できなかったでしょう。

また、最近はX201sで外でブログを書いているほうが効率的な場合もありました。よく喫茶店などで執筆されている方がいますが、制約されている環境こそ作業効率を上げることができるのではないかと思われます。

Twitterが140文字に制限することで多くのつぶやきを促しているでしょうし、俳句の5・7・5の厳しすぎる文字数制限のおかげで多くのすばらしい作品ができているのかも知れません。

そう考えると不便すぎる環境に身をおいて作業効率を上げると言うのも一つのハックなのかも知れません。だとするとChrome OSの何でもできないOSは制約が多くてもしかすると効率的な作業ができるかもしれないと思い始めました(画面サイズの問題はありますが...)。

ただし、意思が強い人には関係ないですが...

【ブログ】
いつまでもWEBページを読むのをやめられない人に贈る2(Chrome拡張)
"「結果を出す人」はノートに何を書いているのか実践編"の感想
ブログの圧縮率でエントリの偏りがわかるのか?
いつまでもWEBページを読むのをやめられない人に贈る(Chrome Extensions)

Comment(0)