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ブラウザシェアを予測してみた(Chrome拡張)

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"Web Storageを使ってみた(Chrome拡張)"でNetApplicationsからブラウザシェア情報を取得しグラフ化しています。

ですがデータを見ていても面白くもありません。そこでブラウザシェアを最小二乗法(線形)で予測をしてみます。ただし、手でやるのは面倒なので計算をChromeとJavascriptで行います。

ソース置き場のsharedata.crxをダウンロードしていただき、Chromeにドラッグアンドドロップ&インストールしてください。その後に以下にアクセスするといつもの画面が出てきます。

chrome-extension://cfodkemlhjlaolbmbcnkpfcgpalhafhg/popup.html

ここで"Browser"のボタンをクリックしてください。そうすると下のほうに以下の"set lease squares method"ボタンが出てきます。

横の数字は最小二乗法に対象する最新データからさか上る月数になります。あまりにも古いデータまで参照にすると最近のトレンドにあわなくなりますし、新しすぎるとデータが少なすぎて信憑性がなくなります。

例えば、ここで12を選択して"set lease squares method"をクリックします。そうすると最新の月から12ヶ月分を最小二乗法で求めます。以下が求めたグラフです。

線形なので、直線になってしまうのですけどね。

そこで最新6ヶ月、9ヶ月、12ヶ月と対象にして予測したDec'10のシェアとApr'10は以下になります。

Apr'10 Dec'10
(12ヶ月データ予想)
Dec'10
(9ヶ月データ予想)
Dec'10
(6ヶ月データ予想)
IE 59.95 53.20 52.92 54.26
Firefox 24.59 26.71 25.96 24.18
Chrome 6.73 9.81 10.60 11.04
Safari 4.72 5.44 5.24 5.21
Opera 2.30 2.72 2.68 2.30
Other 1.71 2.12 2.60 3.01

Firefox 4やChrome 5等が今年中に公開されるため、過去のシェア推移から予測できない動きがあるかも知れません。また、もしかするとIE 9が2010年内に発表されれば、IEのシェア低下にストップをかけるかも知れません。まだ8ヶ月近くも後のことですので、最小二乗法程度の安易な予測ではあまりあっていないかも知れません。

それでもデータをただ眺めるよりも、最小二乗法の結果と比較するとちょっと面白いのではないでしょうか。

後、5大ブラウザ以外は参考にならないで無視してください。Ohterは単に全体から引いているだけです。

ついでに"Javascriptベンチを取ってみた(May 7,2010)"でシェア予想をしていますが、結構あてずっぽ過ぎましたね。反省しています。

【Chrome拡張関連】
Web Storageを使ってみた(Chrome拡張)
Google AJAX Search APIをChrome拡張で使ってみる(Chrome拡張)
ディスプレイの解像度の推移に関する考察(Chrome拡張でデータ取得)

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