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ビジネスとお父さん業のスキルを向上するIT活用術

テレビ時間が楽しみながら学力を上げる場に変わるネットの使い方~Google Earth,Wikipediaで

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 私の息子はゲームとテレビが大好きだ。 テレビは、毎日のように「笑店」や「ポケモンサンデー」などを、軽快な笑い声をあげて見ている。本当に楽しそうだ。また、クイズ番組も大好きで「芸能人オールスター春の感謝祭」や「ミリオネア」、「動物奇想天外」などを大騒ぎしながら見ている。

 私が子供の時もそうでしたが、テレビは子供にとって最大の情報源である。日本のテレビ番組やアニメは良質なものが多く、子供の知的好奇心を満足させ、友情やマナーを教え、新たな興味と様々な疑問を持たせてくれるからだ。

 一般的に「テレビは受身だから子供の考える力が弱くなる」と言われているが、テレビを見ながらネットを使えば、テレビの時間が「自発的に考え」「学習が好きになる」場に変わる。

<リビングの真ん中にネットが使えるパソコンを置こう>

 リビングなどの家族でテレビを見る場所にネットが使えるパソコンを置いて、

Google Earth、Wikipedia、カタカナ英語辞典、などがすぐに使えるようにしておき、様々な疑問点を子供が自分で調べられるようにしてみよう。そして、

 子供が疑問を持ったときには、「そういうことを考えるようになったんだ。すごいね。」と褒めるようにすれば、テレビの時間は受身ではない価値の高い教育の場に変るのだ。

 地名や観光地名、世界遺産などが出来てきたら「Google Earth」で調べ、知らない言葉が出てきたら「Wikipedia」、和製英語やカタカナが出てきたら「、、、、」ですぐに検索するのだ。

 ポケモンの名前やセーラームーンの戦士の語源、スポーツ競技で出てくるディフェンス、フォワードなどと言った用語も親子でどんどん調べて見ると思いがけない発見があり、子供には非常に強いイメージで頭に残る。

 また、クイズ番組などは、家族で参加してワイワイ騒ぎながら答えたり、ネットで調べたりしていくと、親子のコミュニケーションも非常に良くなるのだ。何しろ楽しく家族で学べるわけだ。

<テレビを見ながらネットを使うことの効果>

 リビングでテレビを見ながらネットを使うと

・子供が楽しく地理、歴史、社会、英語、用語を覚える

・様々なことに興味を持つようになる

・疑問におもったことをそのままにせず、自分で調べる習慣が身に付く

・親子で一緒に調べることが、当たり前になり、家族のコミュニケーションが向上する

・ネット利用の基本である「メール」「検索」「コミュニケーション」「整理」の内の「検索」技術が身につく

という効果がある。

 「子供のネット利用を監視したいから、パソコンを見えるところに置く」という後ろ向きな考え方では何も解決しない。親の「子供を自分の言うとおりに動かしたい」という親の都合による欲求を満足させるだけだ。

 監視、管理のためではなく、「子供と一緒に楽しく学習する」という前向きな発想で、パソコンを親子で使えるリビングに置くようにすれば、より良い親子関係と効果的なネット利用が出来るのではないかと考えている。

 それぞれの使い方については、今週、順次、本ブログで公開されるようにしておいたので、興味のある方は読んでほしい。

<テレビを見ながら使える有意義なネットサービス一覧>

・立体世界地図:

    Google Earth http://earth.google.co.jp/index.html

・百科事典:

    Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/ 

・カタカナ英語辞典

       Inforseekマルチ辞書 http://dictionary.www.infoseek.co.jp/

    Yahoo辞書 http://dic.yahoo.co.jp/

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