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グローバル化する中で日本人はどのようにサバイバルすればよいのか。子ども×ICT教育×発達心理をキーワードに考えます。

社会人大学生を半年間やってみて気がついたこと

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女子大生になりました

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以前、オルタナブロガーの佐々木康彦さんの影響を受けて、社会人大学生になったことを記事にしました。

参考:今の自分には変革が必要だと思ったので私も大学に入学してみた

  • 仕事の専門性を高めたいと思ったことと
  • 講師の先輩として私が憧れている田中淳子さんは「産業カウンセラー」の資格を持っています。私も同じことを勉強したらスキルアップできるのではないか?

と考えたからです。無事、4月から13年ぶりの女子大生になりました。

ちなみに、通学している学生が大学で授業を受けるのと同等以上の時間を勉強にさかないと、1年間で必修科目12単位を取りきれません。通信教育の大学を4年間で卒業できるのは全体の二割というウェブ上でクチコミされていた数値は正しいのかもしれません。

勉強のペース

3月末に頚椎椎間板ヘルニアが発覚したため、机に座って勉強できる時間には限度がありました。5月は週6日ペースに変えることで、一日の勉強量を減らしました。

自営・家事・勉強の三本柱を少しずつすることにしました。5月は順調で4月の遅れを取り戻しましたが、6月に受難が起こりました。内臓の重めの病気になったのです。

入院中、教科書を持込み、痛み止めを飲みながら勉強を続けました。病院は静かで勉強にはもってこい。しかしパソコンの持ち込みができなかったため、レポート課題はすべて行うことができませんでした。

というのはレポート課題はテキストファイルおよびExcelで出さなければならないからです。退院後も一ヶ月間は安静にしないといけなかったため、寝ながら原稿用紙にレポートを手書きしました。比較的調子が良い時に、いっきにパソコンでレポートを書くためです。

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パソコンと原稿用紙、どちらのほうがレポートに向いている?

しかし原稿用紙に書く方式には弱点がありました。心理学のレポートは簡潔に、一定の構造に従って、結果や考察などの分量はほぼおなじになるように書かねばなりません。手書きの場合は、特定の部分だけ長くなってしまったり、短くなりすぎてしまいました。

パソコンで書く際は、どの部分が何文字なのかワードで計測することができます。パソコンのほうが心理学のレポート作成に向いているのかもしれません。

8月は心理学統計のスクーリングに参加し、産業カウンセラーや看護師を目指す人達と楽しい交流をすることができました。人見知りな私ですが、前の方の席は看護師さんたちが固まって座っていたので統計を教えていただき、通学するありがたさを痛感しました。

レポート科目については大学からメールで「そろそろ始めないと締め切りに間に合いませんよ」、と通知が来るのがありがたかったです。

レポートの書き方

レポート課題は入学時から書き方がわからず難関でしたが、心理学も理系と考えて、無駄なく簡潔に、必要最低限のことしか書かないと仮説を立てて出したら、急に得点が上がりました。私は長く書きすぎるので、「手抜きする」くらいの気持ちのほうが適正な長さになるようでした。

日本文学のレポートのようにこれでもか! と持論の正しさを説明する資料・仮説をたくさん書く必要がないようです。書き方の差に気がついたら、数日で書き上がるようになりました。

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仕事をしながら大学生をやるのは、健康な人でもかなり大変なことだと気が付きました。これから社会人学生になろうと思われている方は、仕事の量を減らし目にして取り掛かられるとよいかもしれません。

編集履歴:2015.08.13 22:37 7文目に「ちなみに、」を追加。見出し「単位取得について」と、その段落の1~6文目、「パソコンと原稿用紙、どちらのほうがレポートに向いている?」の段落の9・10文目、冒頭から3文目から「私立大学の通信教育部 心理学専攻に合格し、」、レポートの書き方の5文目を削除。

Comment(2)

コメント

私の場合、社会人になってから「お勉強」をはじめたので、現役学生の経験がないのですが、10年学生(現在進行中)やってみて、思ったことがあります。
社会に出てから「色々な経験」をしましたが、なぜそうなるのか?理論的(学問的)にわかりませんでした。
色々知っていくと「なるほど・・・そうだったんだ!」と、納得出来た部分(実践から知ったこと)、だから違ったのか?(実務で失敗したこと)の両方が、染みこむようにわかってきました。
一般的な順番は、学生→社会人と思いますが、私は逆の順番で良かったと思っています。
身にしみた具体例があるから、理解出来ることがたくさんあると思います。

自分のペースで、何かを学び続けることの大切さを実感しております。頑張ってください!

新倉さま
社会人学生のことについて、アドバイスや貴重なお話をありがとうございます。新倉さんが書いてくださったことは私も同感です。私も過去に経験したことが大学の授業のお陰で「なぜそうなるのか?」が学問的に分かる部分が増えてきました。


「学生→社会人」も「社会人→学生」もそれぞれ違ったメリット・デメリットがあるのだなあ、と感じます。私も新倉さんが書いてくださったように「自分のペースで、何かを学び続けることの大切さ」を実感しています。

私の記事では言葉足らずでしたが、新倉さんが的確に社会人学生のことについて的確にまとめてくださり、大変感銘を受けました。


新倉さんは現在、社会人学生を10年も継続されているとのこと。すごいですね。

今後も社会人学生のことでご享受していただけましたら幸いです。これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。

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