オルタナティブ・ブログ > 教育ICT研究室 >

グローバル化する中で日本人はどのようにサバイバルすればよいのか。子ども×ICT教育×発達心理をキーワードに考えます。

子供のICT教育とインクルーシブ教育 片岡さんは現場で何やってるの?・編

»

はじめに

ITmediaオルタナティブ・ブログに子供のICT教育について書き始めたところ、読者数名から「片岡さんの現場での取り組みも紹介して欲しい」とご要望をいただきました。

私は学校の教員ではなく、いくつかのNPO法人で子供のICT教育や障害がある方のサポートにに取り組んでいます。世間一般の方が想像される現場とはニュアンスが違うとは思いますが、私が書ける範囲で今、取り組んでいる事を書きます。

講演会資料を公開しました(抜粋)

2012年5月23日(水)に『発達障害のあるお子さん向け 携帯・iPhone・iPadの賢い使い方とアプリの紹介』という講演をしました。保護者を対象にした講座です。

講演会で使用したスライドの抜粋を以下に掲載します。発表したスライドのおおよそ半数をご覧にいただけます。

別なアングルからの講演会のレポートは私の個人サイトでご覧いただけます。
http://basara-company.biz/2012/05/26/howto−iphone_app/

※上記サイトへ2019年ごろにサーバーの設定ミスで消滅してしまい、現在ご覧いただけません。申し訳ございません。(2023.9.27 11:42 追記)

講演資料の補足

公開した講演の資料は子育て中のお母様を想定した内容です。二十代・三十代の方からは好評。五十代の方数名からは日頃、スマートフォンを利用していないのでアプリとかTwitter、Facebookの利用の注意は実感がわかないと感想をいただきました。この感想は非常にありがたいと私見では思いました。

「使ったことがないからわからないな」と思っていても、わかっている人が自発的に先生にポジティブな質問、感想を伝えていると、心の中でもやもやしていても先生に言いにくい気持ちになります。

私の方から保護者数名に今後、この講演の内容を深めたいので、どうしたらさらに良くなりそうか教えていただけませんか?と個別にお願いしたら正直な感想や提案を伺えました。

私が現場で子供たちと何をやっているのか?については守秘義務があります。そのため子供たちの反応などは記載できません。

私がどんな工夫をしているのか、何を考えているのかについては子供のICT教育シリーズの続きで改めて書きます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

>>「ビジュアルプログラミング言語「Viscuit」での作品制作を通して、情報化社会で生きる力を育てる:ビスケット塾と筆者の場合」に続く

編集履歴:2012.8.4 11:22 題名にインクルーシブ教育を追加しました。2012.8.5 18:03 学校以外の場がある事は重要という項目を追加しました。2014.1.29 23:30 見出し「学校以外の場がある事は重要」を非表示にしました。(出版の話が出ているため。)

Comment(0)