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グローバル化する中で日本人はどのようにサバイバルすればよいのか。子ども×ICT教育×発達心理をキーワードに考えます。

内定を勝ち取るために「スキルのかけ算」を活用する

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凡人でも内定を勝ち取るために! 「スキルのかけ算」を活用する

私はIT業界に入る時はとても苦労しました。日本文学専攻な上に「中世王朝物語」を研究していたからです。

しかし、「スキルのかけ算」を編み出したおかげなのか、その後は内定をいただけるようになりました。

「スキルのかけ算」とは私が複合分野のスキルをかけ合わせて他の人が真似できない独自の高いスキルを編み出そうという考えです。

仮の例を挙げて説明したいと思います。

例えばオルタナティブ・ブロガーのみなさまはIT企業などを起業したり、コンサルティングとして活躍されている方が多いそうです。私が純粋にITの技術力やコンサル力で競ってしまった場合は完敗です。

しかし私は複数の分野を広く浅く知っているという不思議な面があります。たとえば一般的な技術者はスキル10の数値だったとします。一方、筆者はスキル2とします。この時点で完敗です。5倍違います。

一般的な技術者 10 (IT系)
筆者                    2 (IT系)

しかし考え方を変えます。IT業界以外のスキルをかけ合わせるのです。

私は福祉系の資格で「行動援護」という資格を持っています。知的障害がある人のガイドヘルパーを2年以上(現在は特例で実務経験1年以上で取得可能。)した人が取得できます。

私はICT講師が本業なのですが、知的障害者 移動支援のガイドヘルパーは勤務時間数が少ないものの2年経過しました。実務能力は福祉系の専門家に比べて劣っていると認識しています。とはいえ、IT業界で知的障害がある人の外出支援ができて「行動援護」の資格を保持している人は少ないのではないか? と思います。強みにできそうです。仮に筆者を「レベル3(福祉系)」としておきます。

一般的な技術者  10 (IT系)
筆者                     6 (IT系2×福祉系3)

だいぶ差が詰まってきました。

文学部出身のIT業界の人間も少なそうです。類似した人がいないところを強みに転化したいと思います。仮に筆者をレベル2としておきます。

一般的な技術者  10 (IT系)
筆者                   12 (IT系2×福祉系3×文学系2)

追い越せました。しかしIT分野で技術者に挑んでは完敗のままです。

一般的な技術者 10 (IT系)
筆者                    2 (IT系)

に戻ってしまいます。

そこで

一般的な技術者  10 (IT系)
筆者                   12 (IT系2×福祉系3×文学系2)

の状態になるにはどうしたらよいのか考えました。結果として「読み書き困難な人をICTを活用してサポートする」でした。

世の中には紙の本を読むことができない「印刷物障害」がある人びとが存在します。手に障害がある、目に障害がある、学習障害で読みにくいなど、理由は様々です。デジタル教科書を作成するというプロジェクトにはITの技術も障害がある人を理解するための特別支援教育・福祉系のスキルも、読む行為についての文学的なスキルも、脳科学のサイエンスのスキルも必要になります。

一般的には各分野の専門家が会議で話し合い、事業を進めていくようです。が、私は広く浅くでなんとなく横断して経験がありましたので、厚生労働省の障害者自立支援研究プロジェクトの委員を一年だけしたときには「とりとめない横断した知識」が生きてきました。

私の場合はIT分野だけで勝負をするのではなく、複合分野のスキルをかけ合わせて他の人にない強みを見出すと仕事の依頼が来るようです。

私は残念ながら凡人です。なので「『スキルのかけ算』を活用する」「人がいっぱいのっている土俵には乗らない」など、自分なりの工夫により就職活動・仕事の確保をしています。ツールを使うだけでなく+αの独自な工夫もあったら人間味が伝わり、より相思相愛の就職活動ができるかもしれません。

>>「Facebook就活を一回は経験すると将来にプラスですよ、言いたくなった理由とは」に続く

追記2012.12.27 16:03 凡人でも内定を勝ち取るために! 「スキルのかけ算」を活用するがとても長い記事だったので、2分割しました。後半・スキルのかけ算の部分を独立させました。前半は「Facebookを就職活動に利用する”ソー活" が流行っているらしいのだが……」という題名で別名記事にしました。

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