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グローバル化する中で日本人はどのようにサバイバルすればよいのか。子ども×ICT教育×発達心理をキーワードに考えます。

秋田英澪子さんに学ぶ チャンスを人からもらう方法

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チャンスは人からもらいなさい

本当はIT業界のうつについて記事を書こうかと思ったのですが、今回は、人と人との縁をつなぐ"チャンス☆コーディネーター"秋田さんのお話と、秋田さんの本に書かれている「恩送りをやってみた」というお話をしようと思います。

秋田さんは読書の会でご一緒の方なのですが、日本で唯一の「チャンス☆コーディネーター」という肩書をなのなられている方です。秋田さんが「この人の背中を押したい!」と思うと、押された方は実際に商業出版されたり、講師などで大活躍をされたりするのでなんともすごいかぎりです。

秋田さんが先日『チャンスは人からもらいなさい』(青春出版社)という本を出されたので買ってみたら、おもしろいことが書かれていました。

「お金がなくても コネがなくても スゴい人と仕事ができる秘密とは!」 ※引用元:前掲書 (2010/5/15)より

参考:秋田英澪子『チャンスは人からもらいなさい

※上記書籍のリンクURLはAmazonアソシエイトのリンクを使用しています。

差支えがなさそうな帯のキャッチコピーのところを抜き出すと、「恩返しより恩送りをする」が印象に残りました。自分が受けた恩は次の人に送るということだそうです。「恩送り」という言葉はNPO知的生産の技術研究の会の福岡支部長の常富さんが秋田さんにお話しされたことだそうです。それで、秋田さんが自分もそうされるようになったそうです。

恩返しより恩送り

映画で「ペイ・フォワード」というお話がありましたが、親切にされたらまた別な人にも親切にしあったら世界中が幸せと優しさにあふれるのではないかと子供が考えて取り組んでみようとする映画があったように記憶しています。

恩返しだとAさんとBさんの間だけのことになりますが、恩送りだとツリー構造のようにいろいろな人にハッピーの連鎖が広がりそうな気がします。

私の場合は人から親切にされたら、親切にしてくださった方を応援したくなります。自分がしてもらったうれしいことを他の人にするのだったらわりと実行しやすいかもと感じました。

世の中、悪口を言うと自分に二倍で跳ね返ってくるといいますが、恩送りでハッピーやうれしいことを伝え合って言ったら、幸せが二倍で帰ってくるような予感がします。

「よし、私も恩送りをするぞ」と思い、知人のライターの方に前回の記事でご紹介させていただいた加藤さんのお話をしたら実際に取材してくださったそうで、加藤さんからもお礼のお言葉をいただきなんだかうれしかったです。

ちょっとしたことでも「自分がされたうれしいことはほかの方にもするぞ」という気持ちでいると、自分も他の方もうれしくなれそうですね。秋田さんのように私も他の人にチャンスの紹介ができるよう実行していこうと考えました。

理想は「自分の生徒さん達に適職な仕事を恩送りで紹介する」なのですが、最初から目標が大きすぎると実現可能性が下がりそうなので、まずは「できるところから恩送りをしたい」と思った次第です。恩送りでハッピーの連鎖を起こしたいですね!

補足情報 恩送りのところで登場している常富さんのサイトは以下のURLです。
常富@図解思考塾 http://navi.tsunesanzukai.info/

あとは秋田さんの紹介で商業出版されて書評家として活動を始めた浅沼ヒロシさんのお話や、川上徹也さん、山田真哉さん、松山真之助さんなど方々とのお話もチャンスを生かす方法の参考になりそうな気がしました。以上、チャンスを人からもらう方法についての紹介でした。

参考文献

秋田英澪子『チャンスは人からもらいなさい

※上記書籍のリンクURLはAmazonアソシエイトのリンクを使用しています。


追記 2013.4.11 22:00 本の情報と見出しを追加しました。改行を一部直しました。誤字脱字を修正しました。2013.11.20 21:20 題名を「チャンス☆コーディネーター」から「チャンスを人からもらう方法」に改めました。見出しを追加しました。2023.9.24 16:27 「される」を「されたりする」に修正しました。本文の最後に「以上、チャンスを人からもらう方法についての紹介でした。」を追加しました。2023.9.26 20:40 題名を「チャンスを人からもらう方法」から改めました。

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