Steve Jobs氏のおかげで7インチタブレットが更に注目を高めることになったわけですよね。

» 2010/10/20

5月に

ぽちっとしなかった私ですから、まぁ大そうなことは言えないかと思いますが。

７インチタブレットは「即死」――ジョブズCEOがライバル「口撃」（ITmediaニュース、2010/10/19）

今日のTwitter上でも、関連の話題が継続してますから、注目の発言＝期待と失望がセットできたかもしれません。

よそのプロダクトを否定するよりは、未来の自社・自社製品について語って欲しい。
それも2年ぶりの四半期業績発表への参加なのだから。
Steve Jobs氏でなければ、どうでも良い発言だったかもしれない。

ということがこのニュースを最初に gReader（Android端末用のGoogleリーダー）で読んで思った（19日朝の）ことなのですが、その後、徐々に話の全文が日本語訳掲載されたり、注釈が書かれたり、それに対するコメントやら、引用されたTweetDeckからのTweetやら・・・まぁうまく話が拡散していったなぁと思うのです。

『うまく』は、Android関連陣営にとってという意味ですが。

結果なんかは、非iOSの7インチタブレットが出揃ってこないと、市場の反応を見てみないとわからないわけですが、少なくとも、Steve Jobs氏が7インチタブレットをかなり気にかけていて、口撃せずにはいられなかったのではないのか？という印象が強いですし、そんなにダメなのかと手に取ってみようという行動をする人が増える気がします。

その行動により、『今の7インチタブレットはダメだ』と思う人もいるでしょうが、『意外に使えるじゃないか』という人も増えるわけで、販売総量は増えることに繋がりそう＝Steve Jobs氏が Android を中心とする7インチタブレットの宣伝をしてしまったという皮肉な結果に、、、なんていう話が聞かれるかどうか、北米ならばクリスマス商戦、その他のアジア・EUでも年末年始でどれだけの端末がリリースされて売られていくのか、とても楽しみです。

そして、半年後に、

『うちの7インチは　よそとは違う　指を削らなくても大丈夫さ！』

とか

『UX（ユーザエクスペリエンス）を追求したら8インチに辿り着いたよ！』

なんていうことの無い事を祈ります。（いや、出てきたら面白いかもですが。）

◆画面のインチサイズの7インチ（7型）と10インチの比較
　Wikipedia『viewable image size』を参照。

http://en.wikipedia.org/wiki/Viewable_image_size