AQUOS Crystal X ~話しかけてくれるエモパー『自分たちも最初は気持ち悪いと思った』~
エモパーについて語る、シャープのイケメン 新規ビジネス戦略推進部の福山康陽氏
スマホがタイミングよく話しかけてくれるエモパー
シャープのこの2014冬AQUOSは、エモパー押しです。
スマホはもっと人に近く、エモーショナルな存在にという思いから、emotional partnerを略してエモパー(emopa)として、スマホがタイミングよく話しかけてくれるという機能。
いらないんじゃない?と思う人もいれば、良いなと思う人もいる。そんな新機能エモパー。
このブロガーズミーティング開催前の11月14日に、エモパー搭載のドコモ向けAQUOS ZETA SH-01Gが発売されているが、概ね好感をえているようです。
その背景としては、生活の中で機械に話しかけられることも少なからずで、エレベーターやお風呂の湯沸かしなどで経験済みだからではないかと。
確かに話しかけられることはよくあるし、ついつい機械相手に「はいはい」と答えてしまうこともある。
質疑応答のやりとりでは、ブロガー「話しかけてくるスマートフォンに違和感を覚えなかったか」との問いかけに、新規ビジネス戦略推進部 小林繁氏からは「自分たちも最初は気持ち悪いと思った」という驚きの回答をする一幕も。
エモパーを支える新技術を説明するシャープ グローバルソフト開発センター 第ニソフト開発部の宇徳浩二氏
このエモパーを実現するにあたっては、スマートセンシング、音声合成、プライバシー保護という3つの技術があって成り立っていますと宇徳氏。
スマートセンシングは、状態推定エンジンににより日頃の行動習慣から状態を推定するなど、エモパーが話しかけるフックを検知しているため、日頃とちがう平日の遠出であれば出張ではないかと推定してくれるなど、いろいろなシチュエーションを想定しています。
そのシチュエーションをふまえた話しかけには、音声合成がもちいられており、コア技術としては、HOYAサービスが提供するVoiceText Microを採用しています。
人気バラエティー番組「モヤモヤさまぁ~ず」のちょっと不思議なトーンのナレーションなどでも採用されていますが、このCrystal X向けには、スマホ向けに小容量化しつつ高音質な音声合成を実現しており、「喜び」「悲しみ」「怒り」の3感情を表現できます。
セキュリティ面では、他のアプリがりようできず、履歴は端末の本体内のみに保存、バックアップなど端末外に出力する際はデータ暗号化しつつ、機種変更でも引き継げる点は安心できます。