本日発売の書籍『iPad on Business』を著者＆オルタナブロガー大木豊成さんからサイン入りで入手。　さくっと、読了しました。

» 2010/07/29

当ブログの読者は、私がまだiPadを入手していないことをご存じかもしれません。それでも、iPadに関連するブログは、いくつか書かせて頂いてます。（ページ下部をご参照ください。）

個人的にはXperia以降、Android関連を追っかけているので、iPad購入するという決定的なところに至っていないのですが、単に『iPadというデバイス』を見ると、魅力的な事がいっぱいで、少しだけ触らせて頂いたときも、その独特な、Appleらしい挙動に「いいなぁ」と感じてはいました。

そんな折、オルタナブロガーの中でもいち早く米国版を入手された「走れ！プロジェクトマネージャー！」大木豊成さんがiPad本を出版されると聞き、それもビジネス活用がテーマということで、私もBtoB向けITがお仕事ですから、発売日を待ち望んでいたところ、昨日の朝カフェ次世代研究会第8回勉強会に持ってきて頂けるとのこと＝発売日前に入手！とモチベーションUPで夕方を迎えました。

会のスタートより早めに私が到着した直後に、大木さんも登場され、

早速、『iPad on Business』（http://www.amazon.co.jp/dp/4798122580/）を

サイン入りでゲットー！の写真です。

その後、勉強会および朝カフェ 1stシーズンの打ち上げがあり、大木さんともiPadについてのお話を聞くなど、あっという間に時が過ぎ、、、帰宅後に読むパワーが無かったので、結局本日に読むこととなりました。

ちなみに、私は大木さんの本は、『ファシリテーターの道具箱』、『ソフトバンク流　超速断の仕事術』に続き3冊目です！

さて、本題にもどりますが、私も、おそらく多くのIT業界の方と同様に、iPadやAndroidタブレットは、特にモバイルを中心とするビジネスユースに、なんらかの大きな変革をもたらすのではないかと考えており、クラウドサービスとの連携は、これからの時代に、確実にニーズが高まっていくものと考えています。

もちろん、ローカルに極力データを置かずに、かつ、紛失時などにスグにリモートからロックできたり、データを削除できることが、企業システムとして求められるかもしれませんが、そこは、ニーズとともに、またBlackberry Enterpriseなど他のケースがあることから、追々、強化されていくであろうという前提ですが。

そこで、この『iPad on Business』という書籍についてですが、5人もの著名な方々へのインタビューと、国内で最も早期に使用してきた一人である著者・大木さん自身の経験・知見に基づく　iPad活用のリファレンスモデル がぎっしり詰まっています。

本文詳細は是非とも書店店頭で手に取って、またはご購入頂いてということで、省略させて頂きますが、重要なキーワードを本文から引用させて頂くと、

『iPadで全てをやろうとしてはいけない』

であると私は感じました。

ネガティブアプローチからすれば、『〇〇ができないでしょ』ということになるわけだが、『何をするのか？』『それを実現できるのか？』に対する答えを、特にモバイル可能なビジネス端末としての１つの答えをiPadが持っていることを再確認できました。

巻頭から、カラーでiPadやその周辺（アプリケーションなど）を紹介していること、インタビューの中で著名な方々が個人的な利用方法に言及していることからも、かなり幅広い方々が対象の書籍ではありますが、強いて、特に読んで頂きたい対象者を絞り込むならば、

まだ、iPadを買っていないが、買ったらどうなるをイメージしたい方々
→　リファレンスモデルと自分のライフスタイルを対比することができます。
　（まさに、私のような人も含まれますね。）
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企業で、今後のクラウド活用モデルとしてのモバイル端末導入を検討される経営者
→ CIOでなく、営業系でも、TOPの社長・会長でも、他より1歩抜きんでて突き抜ける方法を模索するアーリーアダプターを良しとする企業経営者がiPad活用をイメージするための要約本として。

ネット・新聞・雑誌の記事を自力で集めて、とりまとめ・要約する前に、わずか１，３４４円の金銭的な投資と、2～3時間ほどの読むという時間的な投資をするだけで、iPadのビジネス活用が浮かび上がってくる。

そんな書籍ではないかと、強く推奨したいと思いました。

※昨日、サイン入りで書籍を頂きましたが、別途Amazonにて調達しており、大切な友人に寄贈して、今後のビジネスへの活用を考えてもらう予定です。＝ちゃんと、書籍への僅かな投資はしています。

『iPad on Business』