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「知っている」が本当にその通りなのかを「見える化」する方法

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ITソリューション塾では、毎回の講義に先立ち、いまの自分の知識や理解のレベルを確認していだくために事前課題をお届け致します。これまでも何題が紹介しましたが、セキュリティについては、つぎのような課題に向きあって頂きました。

クラウドやIoTがもはや当たり前の世の中にあって、これまでは常識であると受け入れてきた境界防衛型あるいはハブ・アンド・スポーク型のセキュリティ対策では、対処できないことが増えています。その解決手段として注目されているのが、「ゼロ・トラスト(Zero Trust)」です。ゼロ・トラストとはなにかを自分の言葉で文章にして説明してください

なかなか、難しい課題だと思います。ただ、こういう課題を差し上げるには、意味があるのです。

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ITソリューション塾では、事前課題に取り組むに当たって、つぎのような、インストラクションを差し上げています。

「理解できない」、「分からない」は、仕方のないことです。それを確認することも本課題の目的です。だからといって、「分からない」で済ますのではなく、調べ、そして、必ず答えを書いて下さい。そして、それが、正しいかどうかを講義で確かめてくだい。

絶対の正解はありません。検索してもそのものズバリの正解は見つからないでしょう。だから自分の言葉で答えを作って下さい。但し、単語の羅列や箇条書きではなく、必ず文章にして下さい

単語の羅列や箇条書きは簡便ですが、重大な弱点があります。それは、言葉の要素や概念のあいだに「論理」をつくれないことです。

羅列や箇条書きで、関係や構造を考えないまま書き出しただけでは、安易な達成感を味わってしまい、分かった気になってしまいます。当然そんな中途半場な知識では、人に何かを説明するにも筋の通った説明ができません。それが習慣化すると致命的です。

羅列や箇条書きではなく文章にすると、自分の理解の度合い、つまり論理を伴う理解の程度が「見える化」されます。例えば、論理がないと、唐突な展開や文意が通りませんし、単調でつまらないものになってしまいます。文章にして「見える化」することで、はじめてそのことが分かります。だから羅列や箇条書きではなく文章にしてくだい。きっと新しい気付きがあるはずです。

昨日のプログでも申し上げてきたことですが、「知っている(つもり)」が、本当にその通りなのかは、頭の外に出して「見える化」しなければ、分かりません。その手段として、「自分の言葉で文章にして説明する」ことを求めているのです。

そうすれば、誰かに指摘されるまでもなく、自分の「知っている」の度合いが、客観的な事実として、自分自身で確認することができます。

結果として、「知っている」ことがわかれば、さらにそれを深掘りしよう、厚みを増そうと思うでしょう。「知らない」ことが分かれば、知ろうと前のめりになれるでしょう。

セルフチェックと自己啓発の機会として、このような事前課題を差し上げています。

やる、やらないは本人の問題です。提出を求める訳ではありません。少し厳しい言い方かも知れませんが、学びは自分の問題であり、誰かに指示、命令されてやることではありません。その当たり前に気づく機会を提供することも、この事前課題の目的の1つです。

「事前課題をやるかやらないでは、講義の理解がまるで違う」

受講者の多くは、そんな感想を持たれています。ぜひ、塾に参加するなら、そんなポジティブな学びの機会にして頂ければと願っています。

【募集開始】第35期 ITソリューション塾

オンライン(ライブと録画)でもご参加いただけます。

ITソリューション塾・第35期(10月7日開講)の募集を開始しました。

新型コロナ・ウイルスは、肺に感染するよりも多くの人の意識に感染し、私たちの考え方や行動を変えつつあります。パンデミックが終息しても、元には戻ることはありません。私たちの日常は大きく変わり、働き方もビジネスも変わってしまうでしょう。これまでの正解は、これからの正解と同じではありません。ならば、事業戦略も求められるスキルも変わらざるを得えません。

本塾では、そんな「これから」のITやビジネスのトレンドを考え、分かりやすく整理してゆこうと思います。

特別講師

この塾では、知識だけではなく実践ノウハウについても学んで頂くために、現場の実践者である下記の特別講師をお招きしています。

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  • アジャイル開発とDevOpsの実践
    • 戦略スタッフ・サービス 代表取締役 戸田孝一郎 氏
  • 日本のIT産業のマーケティングの現状と"近"未来
    • シンフォニーマーケティング 代表取締役 庭山一郎 氏
  • ゼロトラスト・ネットワーク・セキュリティとビジネス戦略
    • 日本マイクロソフト CSO  河野省二

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  • 日程 初回・2020年10月7日(水)~最終回・12月16日(水)
  • 毎週18:30~20:30
  • 回数 全10回+特別補講
  • 定員 100名
  • 会場 オンライン(ライブと録画)および、会場(東京・市ヶ谷)
  • 料金 ¥90,000- (税込み¥99,000)
    • PCやスマホからオンラインでライブ&動画にて、ご参加頂けます。
    • 資料・教材(パワーポイント)はロイヤリティフリーにて差し上げます。

詳しくは、こちらをご覧下さい。

ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー

【8月度のコンテンツを更新しました】
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新規プレゼンテーション・パッケージを充実させました!
・「新入社員研修のための最新ITトレンド研修」の改訂
・そのまま使えるDXに関連した事業会社向け講義パッケージを追加 
・ローコード開発についてのプレゼンテーションを充実
・ITソリューション塾・第34期のプレゼンテーションと講義動画を改訂
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新入社員研修
【改訂】新入社員のための最新ITトレンドとこれからのビジネス・8月版
講義・研修パッケージ
【新規】デジタル・トランスフォーメーションとこれからのビジネス*講義時間:2時間程度
> 自動車関連製造業向けの研修パッケージ
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【改訂】総集編 2020年8月版・最新の資料を反映(2部構成)。
【改訂】ITソリューション塾・プレゼンテーションと講義動画 第34期版に差し替え
>これからのビジネス戦略
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ビジネス戦略編
【改訂】デジタルとフィジカル p.9
【改訂】イノベーションとインベンションの違い p.10
【新規】DXを支えるテクノロジー p.18
【改訂】DXはどんな世界を目指すのか p.19
【新規】「モノのサービス化」の構造 p.46
【改訂】ビジネス価値の比較
【新規】ビジネス価値のシフト p.48
【新規】自動車/移動ビジネスの3つの戦略 p.49
【新規】ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用 p.137
【新規】ナレッジワーカーの本質は創造的な仕事と主体性 p.138
【新規】コンテクスト文化から考えるリモートワーク p.139
【新規】リモートワーク成功の3要件 p.140

サービス&アプリケーション・先進技術編/IoT
【改訂】IoTの定義とビジネス p.15

サービス&アプリケーション・先進技術編/AI
【新規】ニューラル・ネットワークの仕組み p.68

クラウド・コンピューティング編
【改訂】クラウドに吸収されるITビジネス p.106
【新規】クラウド・ネイティブへのシフトが加速する p.107

開発と運用編
【改訂】開発の自動化とは p.94
【新規】ノー・コード/ロー・コード/プロ・コード p.95
【新規】ローコード開発ツール p.96
【新規】ローコード開発ツール p.97
【新規】ローコード開発ツールの 基本的な構造 p.98

下記につきましては、変更はありません。
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 テクノロジー・トピックス編
 ITインフラとプラットフォーム編
 サービス&アプリケーション・基本編

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