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ラオスについてのBLOG(第5回): ラオス(ヴィエンチャン)からメコン川を渡ってタイ側の国境の街に行ってみたよ!

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ラオスヴィエンチャンの人たちは休日に国境のメコン川を渡ってタイに買い物に出かけると聞きました。

これは、日用品などはタイのほうが安いことと、まだヴィエンチャンには近代的なショッピングモールが無く娯楽施設も少ないので、買い物とレジャーを兼ねて遊びに行くというイメージです。

この話を初めて聞いたときには、タイとはいえバンコクからは数百キロ離れた国境の街にわざわざ出かけるというのは意外な感じもしました。

というわけで、早速メコンを渡って対岸の街、ウドンターニーとノーンカーイに出発!


と、その前にちょっと寄り道。

ラオス唯一の鉄道駅、DongphosyStationです。

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ん?、唯一??

そう、ラオス国内にはまだ鉄道網がありません。
この駅は、タイから国境を渡ってくる列車が一日一度停車するだけだそうでのんびりしてます。

もっとも、現在国内の鉄道インフラ整備の計画も進行中で線路が張り巡らされる日も遠くなさそうです。


今回は列車ではなく自動車で国境越え。

日本にいると国境は広い海なので車で国境を越えるという経験はできませんから、なんだかワクワクします。

ラオス側の検問所
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ラオスとタイを結ぶ友好橋を渡ります
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そしてこちらはタイ側の検問所
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日本人はどちらの国にとっても外国人なので普通に出国入国の手続きが必要ですが、ビエンチャンの人はタイ側の50km圏内までは厳格な手続きではなく記録帳にサインするような手続きで出入りできるようになっているんだそうです。
そんなこともあって気軽に出かけられるというのもあるんでしょうね。

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タイ側に入ると車の走る側が入れ替わります。
ラオスは右側通行、タイは左側通行なのです。


ちょっと面白いなあと思ったのは、タイ側に入ってもラオスの携帯電話が通じること。
当たり前といえばそうですが、言葉も似ていて文化的にも近く、距離もすぐ目と鼻の先で電話も通じるとあれば国を隔てていてもとても身近な存在なんだろうと思います。


そして、タイ。
タイには過去何度か行ったことがあった(バンコク、アユタヤ、ピサヌローク、スコータイ、プ―ケット)のですが、いずれもずいぶん前のことで、、いずれも一昔前の東南アジアの街の印象のままでした。

そんなわけで、国境の街もそんな感じかなと思っていたのですが、さにあらず。
東京と変らないとまではいきませんが、地方都市の繁華街と較べても似たような(見た目は似てませんけど)印象で、ある意味びっくり。

ショッピングモールにあるボーリング場
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郊外型のでっかいショッピングセンター
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ピカピカです。
品揃えも豊富。時間があったらゆっくり本気で買物したくなる感じでしたが、そういうわけにもいかず石鹸を一個買って終了。
(実はホテルの部屋に石鹸がついてなくて、持って行った洗顔料で代替していたのでw)

このショッピングセンター、外から見るとこんな感じ
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遠目には、カリフォルニアの郊外ですよ!って言われても信じちゃいそうな感じです。


駐車場に目を向けると、
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タイナンバー、ラオスナンバーのピックアップトラックがずらり。
この日は平日だったんですけど、かなり多くの買い物客が訪れていました。

ちなみに、やはりちょっと都市部を離れると路面の事情などもあるため、車は車高の高いピックアップが多いようです。
もちろん普通の乗用車もいますし、一度はヴィエンチャンでフェラーリも見かけましたよ。

今回訪れたタイの街では道路はキレイに整備され、ラオス国内よりはやはり少しインフラの状況はいいのかもという感じでした。

なんとなくではありますが、あと3-5年もするうちに、この国境のタイの街も、ヴィエンチャンも大きく変っていくのではないかという予感がしています。

日本の今の速度では考えられないスピード感があるような気がするのです。
それはとても楽しみです。
一方で急速な変化がひずみを生む可能性もあるので、そういうことがないようにと願い、またそのためになにか出来ることがあるなら役に立ちたいなと思っています。


さて、
再びメコンを越えて帰国(ラオスへ)です。
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このとき(2011年7月)は、雨季のど真ん中。
一番観光客が避けるシーズンなのですが、敢えて一番暑くて雨も激しいという時期を選んで訪れました。
というのは、いい季節もそうでない季節も全部含めてその土地だと考えるとやっぱり一番大変な時がどんななのかを身を持って知っておくのはとても大事なことだと考えたからです。

そういう意味では幸か不幸か、大雨やすごい雷は体験しましたが洪水などにはならず、感想としては言うほど過酷じゃない、という感じ。
郊外の道路がでこぼこになっているのはちょっと大変なところもありましたが、特に都心部ではなんら問題なく、また、大雨といってもザーッと降って上がるタイプなのでけっこう大丈夫なのではと思います。

確かにヴィエンチャンでは昨年何度か洪水があったようではありますが、それでもタイの洪水のようなことにはなっていませんし、原因はどちらかとういうと治水のインフラとたまたま都心部の一部が低いところにあるという、まあ溜池山王のようなロケーションだということのようなので。
(これが官公庁の並ぶエリアに近いというのも、溜池山王と似ていてちょっと興味深いかも)

ラオスに再入国です
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おつかれさまでした!


次回はラオスの産業について書いてみようと思います。

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バックナンバー


第1回: ラオスってどこですか?
http://blogs.itmedia.co.jp/isojima/2012/01/post-95b3.html

ラオスについてのBLOG(第2回):ラオスでの食べ物いろいろ
http://blogs.itmedia.co.jp/isojima/2012/01/blog2-c652.html

ラオスについてのBLOG(第3回): 物価とか生活事情はどうなんだろう?
http://blogs.itmedia.co.jp/isojima/2012/02/blog3-2ed5.html

ラオスについてのBLOG(第4回): ヴィエンチャンの日本食レストランのメニュー
http://blogs.itmedia.co.jp/isojima/2012/02/blog4-04ba.html

Comment(2)

コメント

sasa

ラオスのシリーズを毎回楽しみにしてます。
私も数年前、人生初の陸路国境越えをしました。
見覚えのある景色や建物、反対に「そんなのあったんだ・・」的なものまで、素敵な写真ですね。
私はただの旅行者で、それほど事前調査もせずヴィエンチャンでは昼間からメコン川を見ながらbeer laoを飲んでただけなので、ラオスの深いお話を正座して読みたいと思います。
ラオス入国のときは用紙をもらうのに大変でした。

sasaさん、コメントありがとうございます。
そう言っていただけるととてもうれしいです。IT系のエントリーよりはアクセスが少ないのがこの連載のつらいところですが、だからこそ一人でも多くラオスに関心を持ってもらえたらと思って書いています。
いやあ、昼間からビアラオ飲んでというのは一緒です。w
引き続きよろしくおねがいします。

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