ラオスとタイの連結について
6月11日付バンコクポストでタイの12号線の拡張工事が完了したことがとりあげられています。
https://www.bangkokpost.com/thailand/special-reports/2589434/highway-12-to-economic-heaven
ベトナム、ラオス、タイ、ミャンマーを東西に接続する東西経済回廊(East-West Economic Corridor (EWEC))のタイ区間。ラオスとはタイ側のムクダハーンから第2友好橋でメコン側を渡りサワンナケートに接続され、9号線がベトナムまで続いています。
記事では物流のほか沿線の観光や、ムクダハーンのSEZへの恩恵も期待されるとありますが、ラオス側のサワンナケートSEZや近隣地域にも波及効果が期待できるのではないでしょうか。
タイでは東部経済回廊(EEC)と呼ばれるバンコクから南東部にかけたチャチュンサオ県、チョンブリ県、ラヨーン県の3県一帯が主力工業地帯となっていますが、この地域が高度化する一方、国境に近い周辺部各地の工業団地の整備なども進んでおり、このことがラオスの産業にどのような影響がありそうか注目されます。
タイ側にいいとこ取りされる可能性の指摘もありますが、タイ側とラオス側の分業など、連携が生まれるような方向性が見出せれば相乗効果が見込めるかもしれません。
国境を挟んだ例ではラオス側のパクセーSEZ(PJSEZ日系企業専用工業団地)の対岸、ウボンラチャタニでは日本企業も参画してSEZの整備が進んでおり、タイ側からは協力して盛り上げていけないかと考えているとの話もありました。
サワンナケートではカフェレストランを運営していたことがあり思い出の多い街でもあります。また、パクセーのPJSEZさんとLao-Japan Gatewayは協力関係にあり、いずれの地域も活性化についての取り組みができればと考えています。
サワンナケート、パクセー、これらとタイとの連結に関して、アイデアなどありましたら、下記サイトからぜひお聞かせください。
Lao-Japan Gateway LLP