タイは夏入り宣言だそうです
バンコクポストによると、タイに夏がやってきたそうです
"Summer officially starts on Sunday"
https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2519816/summer-officially-starts-on-sunday
春じゃなくて夏?!と思うかもしれませんが、タイの季節は日本の四季とは少し違うのでピンときにくいかもしれませんね。
季節は大きくは乾季と雨季に分かれます。
そして、その乾季から雨季に移り変わる3月中頃から5月中頃にかけての2ヶ月ほどが暑気と呼ばれるとても暑い時期。
ちなみに大区分の乾季は10月後半ごろから3月前半くらいまで、雨季は5月後半から10月前半くらい、という感じでとらえておくとだいたい近いと思います。
乾季は文字通り雨が少なく気温も比較的落ち着いて過ごしやすく観光などはハイシーズンで、逆に雨季は雨が多くて蒸し暑い日も多い時期です。もっとも雨季といっても日本の梅雨のようにずっと雨が降り続くというよりは、土砂降りの雨がある日が多いというほうがイメージ近いかも。
暑気は40℃を超える日も平気である季節で、ちょうどその真ん中くらいの4月の中旬あたりがソンクランと呼ばれる仏暦のお正月です。いわゆる水かけ祭りとも呼ばれるのは、あまりにも暑いので水かけてまわったりするところから。
2023年のソンクラン三が日は4月13日から15日とのことですが15日が土曜日ということもあり17日月曜日が振替休日になるようで公式には5連休になるみたいです。
もっとも、前後でお休みをとる人も少なくないので、ビジネス出張の予定を入れるとしたら前後1週間くらいは避けた方が無難という感じだと思います。
こうした季節の移り変わりや仏暦正月のお祭りはラオスも同様で、お正月祭りはラオスではピーマイラオと呼び、これまた水かけ祭りでみなさん浮かれ気分です。ピーマイ(新年)ラオ(ラオス)で、ラオス正月。
ミャンマーやカンボジアもこの時期お祭りですね。
同じインドシナでもベトナムは2月ごろの旧正月がテト正月でお祭りなので異なります。テトの頃は北の方だと雪が降るくらい寒いですしね。
ともあれ、タイは一年で一番暑い季節に入った模様です。